白い詩 夕刻のひと
街角に夕刻が落ちるなら
街角には人たちの背中に詩が降りる
この紫煙は
きっと白い海にこぼれて
わたしは待つ
わたしに宿るのを
いまは白い詩になったひとの隣
こみあげる夕刻だけは変わらなくて
本当はなにを告げたかったのだろう
わたしの声の反響
いつしかあなたの色で声になって
いまはまだ 白い詩 夕刻のひと
あなたを待つ
あなたの色を待つ
白い詩 夕刻のひと
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