《王家の物語》登場人物

《王家の物語 登場人物》


【星間国家ジェザノヴァ】

『ン・メハ』

この宇宙で最大の勢力を誇る星間国家ジェザノヴァの執政官を務めている。冷静沈着でジェザノヴァに属する国との外交やジェザノヴァの政治を担っている。国王である80代ジェザノヴァ国王ン・ドフと王妃ン・ベートの長女でもある。
敵対生物の出現による戦況の不安定を参謀本部と共に危惧し、何度も国王へ前線の縮小を助言している。
『ホウ・ゴウ』の前世の姿である。
種族:モハンリアン

『ン・トハ』

星間国家ジェザノヴァ軍省総官を務め、巨大星間国家すべての軍事力の権限を有する。しかし豪傑で首星バエウにとどまることはほとんどなく、国王の命令で拡大する前線を転戦し、現地で指揮をとる。
血まみれで政治の中心であるクリスタルの都の中心クリスタルタワー「ワート」を闊歩するような、いささか礼儀に反した部分があるものの、戦争を本来は嫌っている。国王、王妃の次女である。
『アンナ・ゲジュマン』の前世の姿である。
種族:モハンリアン

『ン・ドフ』

第80代ジェザノヴァ国王。勤勉であり、名君と国民からは言われている。しかし仕事ばかりで妻、娘をかえりみることはなく、常に国王としての仕事をまっとうし、常に政治と戦況のことばかりを考え、国務にあたっている。
敵対生物が出現して戦況が満たれた際も、参謀本部、執政官の助言を無視する形で、首星護衛の近衛軍団までも前線へ出撃させる判断を下す。
種族:モハンリアン

『ン・ベート』

第80代ジェザノヴァ国王の王妃である。特別国務に携わることはなく、国民の前に国王が立つ際に共に国民の前へ姿を現すことが、彼女の国務である。
常に国王から与えられたクリスタルの屋敷に住み、外泊することはなく、贅沢をして暮らしている。アルコール類を好み、常に酔った状態であるといっても過言ではない。
また男を強く求める傾向にあり、若い男を屋敷に招いては、淫行を繰り返している。
国王が国務にばかり向かい、かえりみたいために自らを満足させる行動に走る。これを国民も認知しており、悪い噂が巷では流れている。
娘たちも母親の行動を何とかしたいとは考えているが、父と同じく国務や軍事で多忙を極め、放任状態にされている。
種族:モハンリアン

『ベタース・ロマフ』

少年兵ながら軍省総官に気に入られ、補佐官として任命され、ン・トハの私生活を補佐している。性格はおっとりしていて、ン・トハを姉のように思い、常にそばで彼女を見ている。
ン・トハが戦争を嫌っているのも知っている。
種族:モハンリアン

【北の星間国家バジャラハ国】

『ゴーゴナ』

北の蛮族星間国家バジャラハ国の元首を務める若き男。冷徹で慈悲を持たない。
歴史的にジェザノヴァとの対立が深いバジャラハ国にとって、敵対生物の出現がチャンスであり、軍事力と政治的影響力が衰えたところで軍事的脅しでジャザノヴァに属する国家や惑星、衛星を取り込み、ジェザノヴァへの宣戦布告を行う。
種族:バグスリアン 

《王家の物語》登場人物

《王家の物語》登場人物

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-09-02

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