魔術師達の日常 Ⅰ 後編
「2012年7月15日 日曜日 (イギリス)
起きるとそこはベットの上だった。
「...夢だったのか?」
だが周りを見る限り、夢ではない事を証明させた。
このベットの質感さえ違う。
テレビなど深夜にやってる、ショピング番組のベットのような気持ちよさ。
まぁ簡単に言うとホテルのベットのような気持ちよさだ。
部屋は電気がついていて目の網膜がすぐにその部屋の光情報を習得した。
ベットから立ち上がる。周りはまるで海外の最高級ホテルの一室のようだった。
「おはようございます。ご子息様。」
ふと扉の方から声が聞こえた。
視線を扉に向ける。
そこにはメイドの服装をした少女がいた。
黒髪でポニーテールで目がジト目のとても「萌える」かわいさだ。
胸の「大きさはだいたいC~D?あたりか」
そう考えていると女の子が言葉を発した。
「心の声が丸聞こえですよ?」
どうやら声に出ていたようだ。
はずかしい死にたい。
「お父様とお母様がお呼びです。リビングまでご案内します」
するとメイドは「準備が終わるまで外で待っています」と発し部屋から出て行った。
「2012年7月15日 日曜日 (イギリス)
「親父...母さん」
「久しぶりだな。志木緋」
「会いたかったよー志木君♡」
母さんがリビング来た俺に飛び込んできた。
胸に顔が埋まる。
気持ちよいが息が出来なく失神してしまいそうだ。
しかたないので顔を胸から離した。
母さんの顔が不満そうに見えた。
「久しぶりにあって喜ぶのは分かるが、何で呼んだのか教えてくれないか?」
2人に問いを投げる。
返答は直ぐに帰ってきた。
「お前もそろそろ16才だろ。そろそろ教えなきゃいけない事があってな。」
教えなきゃいけない事?何だそれ?興味津々に親父を見る。
「実はお父さんはね...魔法使いだったんだよ!」
うん。まぁ行く前のあの事があってだいたい分かってた。
お父さんが俺の顔を見て驚く様子を待っている。
「わ...わーすごーい。流石親父ー」
「信じてないだろー証拠だって見せれるんだぞー」
すると親父は手を挙げ指を鳴らす。
パチンッ
「.......何も起きねぇぞ?」
「俺は今時を止めた!」
ドヤ顔で親父は言った。
一見痛い人にしか見えなかった。
「わかるはずないでしょ。あなたバカなの?」
母が親父を罵倒した。親父の顔が死んでいた。
「志木君見てて~これが魔法よ!」
すると周りの電気が消え母の手から火がでていた。
その火は凄く綺麗で、見とれてしまった。
母は手を握り拳にして、握った後の手から火は消えていた。
「す...すげぇ!!」
親父が悲しい顔をしながら「僕だって凄いんだぞぉ」と今にも泣きそうな顔をしていた。
「志木君を呼んだのは、魔術の跡を継いでほしいため呼んだのよ」
跡を...継ぐ?
「俺にもあんな力が使えるのか?」
驚くように聞いてみた。
「使えるわよ~。志木君は私たちの遺伝子を継いでいるもの」
マジか。なんだそれすげぇ!!。
体中が興奮に満ちていた。あんなゲームや漫画みたいな事が出来るって言うのか!!
「でも志木君、学校があるでしょ?。私たちが教えたくても教えれないのよー」
「だからあなたに付き人を付けるわ。入りなさい2人とも。」
すると自分が入ってきた扉から2人の姿が見えた。
その姿は見に覚えがある人だった。
朝に出会ったアガサ・エーメリーとさっきのメイドさんだった。
「あなた達、この子をよろしくね」
2人は「ハイ!私たちにお任せを!」とそろって言った。
「さて志木君。話す事はこれで全てだけど何か聞きたい事がある?」
聞きたい事は色々あるけど全て聞くには時間が凄くかかりそうだ。
今一番聞きたいことは1つ。
「今何時何分?日本時間で?」
Ⅰ END
Ⅱ Continue
魔術師達の日常 Ⅰ 後編
Ⅰエピソード終了です!!
こんな変な小説を読んでくれてありがとうございます!!
次回の更新は10月中に行います。
こんな小説でも続きを読んでくれるなら本当にありがたいです!!
もし何か要望があるならツイッターからDMで送ってください!
ここまでの朗読、ありがとうございました!!