慰め
▽×○
○side
23時半、遅い。
連絡は来たけどいくらなんでも遅すぎる。
いつもの同期会、中丸くんと二人だけど。
中丸くんと何もないとはいえ、この前は酔って帰ってきたから心配ではある。
それに、今日はたくさん触ってもらえると思ったのに...
なんて、そんな事を考えているうちに、二週間前に触られた事を思い出して
身体が熱を持ち始めた。
「...まっすーが悪い、」
そう呟けば、服の上から自分の胸元を柔く触る。
少し伸びた爪が乳首を掠めた瞬間、ビクビクと身体が震えてしまう。
「ひゃ、ぁあっ...」
下半身が疼き、ゆったりした部屋着のズボンでも苦しくなってズボンと下着を脱ぐ。
モノは既に勃ち上がっていて、天井の方を向いている。
触ろうとした時、昼までまっすーが着ていた服が見えた。
まっすーの匂いは優しくて、落ち着く。
手を伸ばして、服を取り、自分の着ていた服を脱いで服を着る。
まっすーに包まれた様な感覚になる。
そして、再び自分のモノに触れる。
大きく膨らみ、熱を持ったモノに触れるだけでイきそうになってしまう。
それでも快楽を求めて手を動かす。
最初は緩く、段々と速く、握る力を強めていく。
「んん、、やら、イッちゃっ...んっ!!」
「シゲ何してんの」
「へ...まっす、なんで、」
「思ったより遅くなったから、早く帰ってシゲに構ってあげようと思ったから帰ってきたんだけど」
そう言いながらゆっくりと俺に近寄ってくる。
「シゲ、俺の服着たの?我慢出来なかった?
気持ち良かった?
なぁ、答えろよ」
耳元で、低い声で俺に聞いてくるまっすーに
いつも以上に感じてしまって
「や、やら、まっすイッちゃ、、ふ、ぁあっ」
吐き出した白濁が自身のモノを汚す。
「言葉責めでイッちゃった?」
そう言えば、俺のモノを掴んで素早く上下に扱く。
「待っ、やら、、だめなの、まっすらめなの、や、イッちゃ、イッちゃう、、」
二度目の絶頂を迎えた俺は既にぐったりしてしまい、まっすーの腕の中で呼吸を整える。
まっすーを見上げれば妖しく微笑んで、
「シゲ、夜は長いよ」
と呟けば俺をそのまま押し倒した。
慰め