シナイ山

シナイ山

シナイ山でその男は本当に神の啓示を聞いたのでしょうか。
人間の生命とは何という不思議で、私は生まれてきてこの方、何をしたくて生きてきたのでしょう。
人生とは様々な経験を積み、何色にも発光し宇宙で唯一の原石を磨き、無限の人生模様を無限の感覚で無限に脳と身心で感じさせる一期一会のきらめき。
この世界は何という美しい光を心の中で自問自答し、言葉を創造させていくのでしょう。
誰が私にこの人生の模様を与えるの、不思議な光を見ている、この世界で誰も見た事の無い道を行く。私は誰が創成した素晴しき道を歩いているのでしょう。
私は宇宙で一つだけの言葉と光を、人生で一度だけの神々しい調和した様式により見つめている。
己の人間としての器量を神に愛されるべく見せつけて、脳に万物は七変化する心を静かにただ黙って鎮めて、この世界の人生模様が様々に移ろいゆく時象に、感情がそれにつられて動いていく。この世界の流れは一体どこへ行くの。この私の存在はどこへ動いていきたいの。私の主観はこの万物の創成物の中で、本当の夢とは一体何なのでしょうか。
この創成物のたゆたう流れの中で、私の主観は全体を眺める時、この世界で一番素晴しき金色の大地を眺め、きらきらと万物が気持ち良さそうになびいてなすがままに無に漂流する宇宙の創造。
神は私に人生で一番の目覚めた啓示を与えた。
このようなかつてない宇宙に唯一の人間と思考に気づき、この新たな神の光の側面で人生を客観的に俯瞰すると、こんなにも究めて単純な神の素粒子の組成式が存在していた。
宇宙と地球と惑星達に宿る自然のまばゆい才覚の結晶が、人生の讃歌を歌いあげて、一人の人間の気づきが時間と空間を超えて、一つの思想はこの世界で最も美しい事象へと羽ばたき、昨日来た道を遠くに眺める。
彼女の広く深く感じた宇宙観は諸行無常に移ろいゆく人生の思想スイッチが点灯した景色の無限の色に、人生の全模様は何という神々しい集大成の集合体でエネルギー密度の高い感情の記憶媒体なのでしょう。
私の生命には無限の人生の情報があり、無限の強弱のパルスが発生して今の意識に昇り、感覚した生命は宇宙の創成を行う。
宇宙で唯一の人生模様が御誕生していく邂逅の中に、何という私という生命が全く自然な状態でこんなにもスムーズに整えられていく万物創成の序論に、第一ページを記載する。
この天地に新たな神書が最も神に愛された、人間唯一の神々しい人生模様の記憶の集大成による思想で創成されていく。
人生模様の無限の形状がこの世界で最も調和し安定した構造を創成する事象で、天上へと一直線に神の光が慈悲深くまばゆい幸せの新次元の昇天光をパルスするこの御方。
私にとても似ている本当に神に似せた究めて美しいその御方が、私の天上軸を何という可憐な光に溢れさせた。ときめいて完全に感謝をします。この世界の創成者がこの世界で一番私にそっくりな容姿でいる事に、自分自身に向けて御誕生の感謝をするのです。
この人間の素晴しき光は、この超越した光の神々しき輝やきは一体、この人間の感覚を超越していく不思議な御神体の、この世ではないエッセンスの美しい心。それは私のものです。
天昇光のまばゆく明るい輝やきは一心に昇った光に、創成された幼児は新天地の真っ只中で、私と同じ不思議でミステリアスな人間が、私をずっと見ている。
私達は天地創成の御光の中で完全に解脱した清らかな体で、何もかもが一つに澄み渡ったこの世界で一番神に近い場所にいる事に、私ではない私と私は最も神の寵愛を受けた、神が創成した最も美しい文学を書くのです。
2人は見つめ合って人生模様の一番の傑作を見渡し、もう少しで人生が邂逅して、この未来が全て予言できる時空の地平へと、この新しく彼方へと広がるこの万感の期待に、2人は人間を超越した時空の中でもうこの宇宙は私達の意志でどうにでもなるのです。
何という優雅さで宇宙は無限の輝やきで移ろい私達の意志を反映し、天地創成していくのでしょう。

シナイ山

シナイ山

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-26

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