愛
青い地球に存在するもう一つの人間は男性なのか、それとも女性なのか。あなたは男性になりたかったのですか。それとも女性になりたかったのですか。
こんなにも異性にうきうきさせる私の遺伝子は、不思議な感性にうっとりとして感情がこんな所まできて、もう少しで青い地球の頂きに行くのですわ。
もうすぐ異性の心を本気にさせて、そんな期待はしないで、宇宙はもうすでに私のとなりにいるのですから。
宇宙に私の全人類的な愛でふわっと少年と少女の御体を浮かせるのだわ。
少年と少女は最も輝やかしく、この色情に遊戯の儀式を初めて知る時、世界の境界線を突破する糸口を見つけて、私、そこにいるの。愛という世界で私達が見失い少し忘れていたこの意識が移ろう恋する世界は、もう目覚めていく。その静謐な御言葉の少し弱いパルス。神のキャンパスに、少年と少女の意志のパルスは想い通りにいきいきと描かれるのです。
キャンパスは少年と少女の美しい情緒に全く初めての可憐な結合に感化されて、寂しい性のもうこの世で無くなってしまった静けさに、もう死のうとしていたのでしょうか。
そう、もうこの世界に別れを告げていいのでしょうか。おぼろげな意識の中で世界に別れのお告げの言葉を、天の静かな少しだけ訪れた邂逅の中で、人生とはほっとしてこれで良かったといえたのです。
それとも少年と少女はこの生成の絶唱的な世界にうとうととうたた寝をして、ぼんやりと忘れなぐさに全てを完全に委ね、その想いを、ひと想いに青い草原に佇む少女へとそっと預けた。
そしてこの世から完全に忘れさられ死んでいくのでしょう。
もうこの世にいない少年と少女は、もうこの世にはいない薄らいだ意志の感覚の中で安らぎ、もうこの世でどうにでもなりましょう。
私はこの世界で異性を本当の心で悦ばせたのでしょうか。それともあなたを失望させてしまったのでしょうか。私とした事がたかがこんな事で人生に失敗するなんて本当におかしいわね。
しっかりと人生の物語は書いたはずなのに、ふふっ、でもそれも全部含めて人生って何て素晴しいのだわ。
全ては少年と少女にとって間違いでは無かった。至練に耐え抜いた私達は素晴しいこの世界でもう一度だけのチャンスをください。あなただけは見放しはいたしません。
この世に一つだけの人生で私達はもうこれでいいと問える、もう少しでそう、もう少しで神様が待ち望んだ人生で一番の光を見れるのですから。
私達は人生で本心の邂逅を迎えて薄暗い静けさの中に、そっとああ、そこに初めからそこにいたのだわ。
この薄明りの中に5つの光が灯されて、あなたを異なる世界へと、昨日来た道とは異なるもう溶けていく天上の雨が清らかに降り注ぎ、神は泣いているのだわ。
祝福されためでたき日が過ぎ去り、青春のメランコリックな日常に忘れさせて、もう一つの美しい物語は何て今ままで感じた事の無い感情で、そっと夜空の情景は何も変わらず、ただ何も感じずに大きく優雅に、その意識はたゆたい漂流する少年と少女の心を代弁するかのように、ただこんな世界に死んでいるのか。
それともまだ微弱なパトスで生きているのか。
私は異性の静けさにふんわりと何も感じもしない。ただ生まれてきて少年と少女はただ委ねられ、少ししてから天空を見上げて、その夜結婚していったのです。
何もないから何もしないの。
そしてこの物語は無の崇高な見た事のない宇宙のパルスに、何も変わらないその静謐さに沈む、ただ地平線は太古の昔からそこに存在していたのです。
少年と少女は何も昔からずっとそこにいて、何も変わらずなすがままに何もいたしません。
この夜に少年と少女は広大深遠や宇宙の中で二人だけでいて、ただただ愛のままにいたのです。
愛