人生をその美しき手で神妙に転がしている

人生をその美しき手で神妙に転がしている

神は私の人生をその美しくしなやかな手で神妙に転がしているのか。
神はどのようにして私の人生を謎めいた不可思議な宇宙へと連れていくのか。
神のその真意が、私の心に天に移ろいゆく美しい星々が輝く優美な模様を教える。人生の過去現在未来の御姿のままで、知の地平の彼方へと連れて行かせてください。
お願い、私の人生の意味を教えてください。
私を地平の彼方へ連れて行き、総統の権力を手中におさめさせ人々を思うように動かして、神が来たるのをそっと待つのでしょうか。
神は私の人生をどのような御気持ちで眺めるのか。
私の意識の中で宇宙は天動している。彼方の地平に人間がまだ見ぬ、天の計らいに満ちた人体模型の結露をうっすらと拝む。
その時、一神性の超常現象がさざ波立って、崇高な精霊の結露が「この道はいつか来た道」を濡らし始めた。
もう泣きたいくらいの嬉しい感情に駆られて、ああ、我が人生は何もかも計らいは無くなりあなたに全てを委ねて預けたのです。
そしてあなたこそが私の人生を良くしたのです。
真実の恋をした激情は爆発して心頭の極致の中で、神と私は共に「この道はいつか来た道」を行くのです。
人生にどのような景色を見せるのかしら。人が全く感覚した事のない、あまりにも美しい世界にもう少しでいける。この熱き想いを抱いた青春の絶頂はすぐそこにあったのです。
あなた、人間技ではできません。神技が必要なのです。
この世界の私は神技で超えなければならない現実に照準を定めた。さあ、凄みのある神技をお待ちしていました。
この人生を選択する真実、私は自分自身の人生を本当に選択できるのか。それとも自分以外の地平の彼方から眺める放浪の民が、神の計らいによって人生を選択し創成しているのか。
人間に対する神の感性のいきすぎた人生観が、あまりにもの凄みでときめいているのを、私だけが宇宙の中で一人知っていたのです。
人生とは私でさえも確率でしか未来が読めない、まだ何もわからない私は確率で未来を預言した。
ああ、あの時代のあの場所にあるあの教会の鐘は誰が突いたのか。この奇蹟を神のみぞ知っていたのか。
私の意志で天地に人生を動かす、極限のパワーで動かす類い稀なる想像力は、具体的に青空に人生の自分の分身を描いて浮遊させる。
さあ、人生が地を離れて、ふわーっと飛び立たせてやりたい。これから必ず夢が叶った奇蹟の世界に行かせてみせます。そして人生を可憐に飛ばせて突き進んでいく。行け、行け、私は絶対に行けます。
神は私の人生をどのような美しい情景で想像しているのでしょう。
神の想像している情景を私がそこに見た時、人間が考えれる森羅万象の限界を超えていったのです。
神は人間のスケールでは無いとてつもなくでかく、宇宙で最も大胆にして知的で、新しい人生の創成を計画していた。
人間の住む小さな世界よりも、もっと大きなこの現実ではない1兆光年の広大無辺の御姿を起動させている。
定常的に元々から、この宇宙は調和してそこに存在していたのです。そしてそこに私という一人の生命を誕生させたのです。
宇宙の創成期から決定論として、はじめから個々の人間の存在は規定されていた。
私の唯一無二の人生はたった一つだけの生命で、何という貴重な掛けがえのない宇宙なのでしょう。
これ程私が感覚している宇宙が感謝に満ち溢れていた。この1人子の私は神から本当に愛されていたのです。
私は神の子から人生を設形できる極めて強い意志の計らいを受けて、宇宙の創成期から神技で私の人生を完全にやり直していくのです。
神の子はこんなにも完全な意識で、創成期における人間の祖として、私を選び私だけしか感覚できない唯一の才能をお与えになり、人類史上の傑作を地平の彼方からまばゆく昇天させるのです。
人間は新しく生まれ変わる事で人生が想いのままに行なわれていく。
さあ、新たな宇宙が創成される。この手で宇宙がほらっ初まる。
これから神の選民としての人生が新たに初まったのです。
宇宙に広大な知性を究極に高めて、神の計らいによる未来への私が始まり、地球創成紀から誰も感覚した事のない素晴しいバイタリティーの頂点で、何か脳が最も調和のとれていく。人生の新紀元を始められて、キリストは私にそっと光を与えた。
広大無辺の真理を積み重ねて、ただ一人自由自在に生きている、エネルギーの超越状態で突き抜けたばかりの世界がここにあるのです。
さあ、神に全てを委ねた人生は全体が調和し始めて、これこそ人類にとって恩恵のある素晴らしい奇蹟なのです。
神様は神様らしく、宇宙は宇宙らしく、人生は人生らしく、人間は人間らしく、この超えて全てが調和した世界を確実に生きている。さあ、そして人間は願い通りの姿になったのです。
神よ、あなたは不可思議な人生をこの世界に計らい誕生させたのです。
神よ、さあ来い、今こそ行かなければならない時が来ました。
私は人生を解決していく青空に1人未来の預言を見つめて幸せになっていったのです。
何という素晴しい人生なのでしょう。私は私のままで良かったのです。
さあ、神は来ました。人生に神の子は創造されて万物が統一されていくのです。
そしてこの人間の子は神になったのです。

人生をその美しき手で神妙に転がしている

人生をその美しき手で神妙に転がしている

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-26

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