どのような未来へ

どのような未来へ

森を1人で歩いているこの静かな時間で、どのように未来へと世界はなだらかに調和していくのでしょうか。
私にとって調和とは一体何なのでしょう。思い描いた人生の結論を迎えれる至上の幸せとは、どのような結露と融解をして至練に耐えた先に訪れるのでしょうか。
私の心の中にはとても強い意志を感じた。天国への階段の最上段に神の座席が用意されて、そこに一人の少女が座っていて、上から可憐な大きな眼で私を注意深く見つめていた。
私をそんな神々しく澄んだ眼で見つめて青く昇天させた少女。一人の人格の完成を体得するようにして母なる自然に還っていく。植物の葉緑素の溢れる慕情にこんなにも打ち溶けていく自然の生まれたままの姿があった。
神がそっと囁いて生命が昇天している流麗な時空は、言葉の世界になった。
この世界を一から始めさせて母体の時空に回帰させた。
若々しい感性が漲るエネルギーがはじけ飛んだ汗の中に、この生命は青春になるのだわ。
人間の深層心理の中には神が生きているのです。どうかこの時空にひとときの安心をお与えてください。
私と少女の感性の微かなすれ違いに、私という一人の人間は誕生の時を反省しなければならない。
私は死んでいるのでしょうか。何だか死にたくなる程に儚く美しい情景の中に私の死というものを想像できるのです。
死ぬ時の状況を想いこんなにもほっと安心するの、もう今は死んでいるのも同然だわ。肉体と精神が万事を脱して、もう考えることをやめたのかもしれません。
そして世界の流れに身を全て任して幽体離脱させて重荷と共に全て流れ去っていくのです。
そのほうが私の美しい生き様と死に様を人々に見せれたのかしら。
超自然の倫理と摂理を条件付きで許可されて超越していく。
さらなる飛翔するかもめが、私の体にふわっと身を寄せているのです。
私のエネルギーはカモメの勢いよく大空を飛ぶエネルギーそのものなのです。
私は心理学の空飛ぶ実験台となって青空を飛翔するかもめになった。かもめとなった人生に意味があり生きる正当な摂理を持ち始めて無条件で幸福になるのです。
この人生に苦しみの意味を知り、そして喜び発翔して飛び立ち、己の技術を磨き神格化していく最上級の人間の克服をして、さらなる新たな克己した境地を迎えた。
やっと私はその時、本当の私という人間を知ったのです。
私の不可解な生命の意味が不可解に飛躍しなければなりません。私は不可解な一筋の光明の中に神を写し出す。
内なる心の中には太古の昔から神がいたことを人類の祖先だけはすでに知っていました。
そのようにして内なる神とじっくりと対話をして人生の大事な教訓を知って日々行動に生かすのです。
人生がその真理にはっと気づいていかされたのです。人生とは自分と向き合うことなのです。
天地に初めて私を創造した神を知っていますか。
この地上を天国の楽園にさせる、神の超越した力で教科書的な至芸が繰り広げられた。
きらきらした人間の魅力でときめいた遺伝子のスイッチをONにした。一つの体内の細胞が極小の量子となって波立ち、波動方程式の変数で生命が躍動した。
さあ、この地球上の私は天国へと優雅にいかされる。
神の啓示を布教する12使徒は宇宙を完全に澄み渡らせて見晴るかす。
神と私はそっと寄り添いあう。未知の創造的な解逅の中で、タイムを神の密度の濃さで有意義に仕上げなくてはなりません。
そして神と人間は全ての調和を迎えた。
これからどうにかして一人の人間を宇宙に軽やかに翔ける素粒子の密度まで高めてみたい。
神の創造への精緻な企みを知り、このようなワンダフルな意志があったのかと感動した。
この天地に野蛮な型破りのアウトローは創造への熱い欲求で、人間を新しく異次元化してみたい強い憧れに浸るのです。
神は私の優れた芸術的な趣向をずっと前から知っていた。
さあ、私の傑物はついに完成されるのです。
宇宙の調和を見事な神の手の方程式で描かれて生まれていく不可思議で、まさに今神の不思議な時空へと旅立って飛翔しているのだわ。
この私の持って生まれた超自然な摂理が、無限の神通力となり優雅に羽ばたいた。神通力が醸しだす精神的な人間の頼れる余裕に例えようもなく安心する。
この現実世界と天国の楽園では、どちらが立派で尊い人間形成をもたらすのでしょう。
全人類的な人格を完成させる為に精神を鍛練し向上させて、さらなる急上昇の絶唱で神の跳躍が出現して、ぴょんぴょんと自由自在に飛んでいくのです。
神は天地に超越的な条件を提示して、私の未来に大事な意味付けを行い、神掛かっていく得体の知れない化身の姿へと生まれ変わらせた。
この美しい神の化身の姿。
この心の中にそっと広大深遠な宇宙を宿しておくわ。ああ、この人生に至上の愛の絶頂を教えられて神の化身となっていく。
私をそんな極上の御姿で新人類化してください。
神から愛された私こそが肉体上、精神上の限界点なのです。
これから史上最強の神の姿になってこの世界を生きていかなくてはなりません。
神と私は2つの人生を孤独にひたすら孤高にしていき、至上の神の御言葉で人生を調整していくこの生命の成り立ちの中で、私は私であり続けた。
ついに神によって人類統一の場が全くに澄んでいき、ほらっ誠実な人生が、私自身の事を知り初めていくのだわ。
神にしかわからない真実があります。
宇宙の全てが調和した物理条件を満たす方程式を実現する為に、この人間を初めから再誕させなくてはならない。
私は本当の私の事をお知りですか。
私は頂上的な世界の調和を知り、さらなる上の神の存在とは一体何なのかを知ったのです。私は私のままでいいのです。

どのような未来へ

どのような未来へ

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-26

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