あなたに私の体を見せてもいいの

あなたに私の体を見せてもいいの。あなただけに見せてあげる私の体を。あなただけには、私許すの。あなた、私を許して下さいね。私のときめきをあなたにあげます。こんなにときめいているの、宇宙の中心とは何処にあるのかを知ったのですから。
あなたははっと知ったのです。乙女を裸にするあなたは、私の一体何者なの。
神に近い家系の神官が人々を審判する、この神々しく輝やく美しい瞳に人生を青春するのです。
私の心は安らいで、ここは天国のような居心地がするのです。
少女はこの神官の男に大人の色気を感じてしまったのですね。
これでやっと本物の恋愛をしてもよろしいのでしょうか。それとももうとっくに恋愛をしてしまっているのでしょうか。
あなたとの恋愛こそが一つの男と女の形式だったと気づき、それが好きになる為の一環の流れだとしたら、もう乙女は恋の興奮を微かに知ってしまったのではないかしら。
あなたはまだ幼い乙女で、そうまだ未成熟な少女である事を信じていたのに、そんな色気で私を誘惑するなんて知らなかった。
この私にそんな恋愛の作法をひそやかに教えるなんて、あなたは恋愛の仕方をすでに知っていました。私に恋のアプローチを試してみせるのです。
「あなたは私の事がやがて好きになるのです。」と私の目をじっと見つめて少女は優しく言った。
そんなにもこの乙女が恋の甘い花園に連れていかせるなんて。少女ではなく大人の女で何が悪いのでしょう。
私を本気で恋愛の対象として仮想化するのなら、あなたは本物の女なのです。
あなたをこんなにも大人の女にしたのは一体誰なのでしょうか。
本物の恋愛の仕方を教えたのはもう1人の、私の会った事のない男だとしたら、私はその男を許せるのでしょうか。
私にも課した一つの恋の掟があるとしたら、それは淡白く儚い天国へと向かう事なのです。
何て嬉しそうにはしゃぐ女の子をそっとそのまま甘えたままにしておくのです。
私と少女は天国の階段を登る方法を教わったのです。少女は私の素性を知りそんなにも性の欲が無い男だなんて知らなかったのですね。
あなたに求められない私、私がいけないのでしょうか。私がそれ程までに魅力がない女なのでしょうか。
たかがそんな事はそれ程までに大事な問題だったのか、暗闇にヴァイオリンの音色が遠くの山々に微かに響き、大地はあなたをモデルにしたのです。
神があなたを注目しているその理由が私にはわかりました。あなたのその美しさの意味を石板に神が直接手で書いたのです。
少女はあまりにも無防備にその若々しい肉体をさらけだすのです。そんな少女の気持ちを私は想像できるのでしょうか。
私しか知らない神の御言葉。まさしく神のみしか知らない美しい少女を私が知ったという事なのか。
肉体が宇宙をふわっと浮遊していく少女よ、私の肉体をそっと優しく柔らかく触ってお願い爆発させて、少女のその完全なモデルは神から選任されて、神の超自然の感覚機能が何なのかを知ったのです。
少女の体を柔らかく抱いているこの御方は、神の人生モデルの極限解を知らせる人間離れした一つの可能性を知ったのかもしれません。
ゆるやかに想像上の身体モデルは、優雅なラインを想像する神ミカエルに愛されて、人生至上の清らかな一つの御体との統一的場面がやっとわかったのです。その神の御言葉に身体的な解脱条件の存在をはっと知るのです。
神は少女の解脱を求めていたのです。そう、少女の解脱した逸脱をすぐに求めているのです。
あなたは私との解逅を真剣に考えています。
私にも教えて下さい。一つ一つの心が統一されて、少女は私をうっとり見つめて体を求めている。
私は一体どうすればいいのでしょうか。
私が少女を抱く事でマリアを怒らせはしないだろうか。そばでマリアは私をじっと見つめていたのです。
この世界に一つの真実を教えた少女のその可憐な御姿に憧れた静かなひと時。
1つの蓮の運行は宇宙の豊かな飛翔の形態を与える。
ラヴェンナ地方のレンガ群に佇む教会の中でその不思議で聖なる主パヴェーゼはそっとそこに佇んでいました。
少女は私の肉体にどのようなパッションを与えるのでしょうか。
私という人間は一体何者なのでしょうか。私は少女をどのように感化させたというのでしょうか。
1つの真理を与えたその少女の処女性に、もっと私は要求して上昇する肉体的な使命にあなたは礼節を守る不思議な慎み深さ。
少女に処女性の結論を求めたのは私の素直な想いなのです。ヴェダのその教え、そう天神教の精神は少女の処女性が全て解決するのです。
そんな私とした事が少女を神の子にさせたなんて。私のしてきた事に意味があったのです。
そして少女は、女になった。