愛

愛とは何なのでしょうか。皮肉とは一体何なのでしょうか。私の心は愛それとも皮肉でできているのでしょうか。
私は一体何を人生に世界の夜明けをもたらしたというのでしょうか。
さあ、私の幸せは一体何でできているのでしょうか。
天空を飛翔する羽根がしっとりと地上に降りて来た、幸せはその御姿となって見惚れた。
広大深遠な宇宙の中で神の羅針板がどのように私の人生の進路を選択し、不思議な宇宙の光をうっとりと見つめるのでしょう。
私とあなたの2人はしたたかで可憐にどこまでも伸びていくそんな純情に、何かはっとしてあなたの前で私は裸になり美しくなっていくのです。
わかるのです、そんなにも美しい気持ちは今までに知らなかった。
私はもう1度神からチャンスを与えられたのです。
その人間の美しさを教えたのは生まれたばかりの乙女は、そっと羽根を伸ばして燦然と目映い天空鳥ラーミアになっていく。
あなたをいかせるのは私なのです。
あなたをいかせてあげると、私の体に抱きつきその甘える優しい御姿に、ああ、ただ泣きたい。私は限界を超えたのです。
あの癒しの楽園にはいつ行けるのでしょうか。私の人生でこうもそっとあなたに甘える事を許してはおけないのでしょうか。
私自身を死なせない、せっかく掘り起こした生命の輝く原石を再び大地になんか埋めたくはありません。
自然に還る人生の雛型に安堵して、そっと手を大地においてみた。私に極上の安らかな世界をそっと垣間見せて下さい。
一筋の素直なありのままの人生の模型を組み立てるその根拠がわかってきた。あなたはしらじらしく私をありったけの想いで優しく抱いている。
どうすればいいのでしょうか。私には解答する宇宙の銀河はあまりにも大きすぎて想像を超えなければならなかったのです。
死にたくても私、死なない、死にたいの、死なせない。
私の銀河をあなたに授けます。銀河ってこんなにも大きいのよ。
銀河を通してしか私の真実を教える能力がないのだとしたら。私にはまだそんな能力がないのです。そんな、恥ずかしい、私を裸にしないで、一人にしないで、そんな事をされてはあまりにも恥ずかしすぎます。
人生とは一体ひとつ何に喩えられようか。これから私の人生は一体どのようにしていきたいのでしょう。
あなた、教えて、教えて、教えない。
そっと仏花に添える仏様の手をそっと私の手で添えて握り返した。
私はもうそんなにも恋に盛んなお嬢様ではないのです。私をそんな色気のある恋の世界へと連れていかせないで下さい。
もうそんな色気は私には残っていないのですから。
私にはまだわからない楽園の情景がうっすらと現れて救われた、ただ純情にそっと思いっきりあなたと叫ばせてください。
そして私にひそやかにそっと愛の真実を教えて下さい。
この世界の人々はなぜ生まれて存在しているのでしょうか。そしてこの世界で生死に苦しむ人間の感情とは、何処から来て何処へ行くのでしょうか。
その時私にあなたの教えが今こんなにも大事な意味を持っていたなんて知らなかった。
生まれて来て私はこれから地上の輝く星になるのだとしたら、それは世界の人々にとって肯定的で素晴らしい恵みであると、神様は私を認めてくれるのでしょうか。
私、昔飛んだ事があるの、私飛べたの、なぜ、あの時飛べたのかしら、何かが私を飛ばせたの。
私、信じられる。神があの時に傍らにいたのです。だから飛べたのです。
あの美しい歌は誰が歌っていたのでしょうか。
1つ信じれる事を見つけました。私を微かに信じさせた神様の救いに泣きたいくらい嬉しかった。
そこに私の事を大事に守り信じさせる神様の後姿があった。そして私を進化させた1つの母親の子守り歌が聞こえた。
さあ、もう私にはそれだけでいいのです。
あなたの子守り歌が懐かしい青空の浮き雲の流れに、真実に解脱していかせて死なせて下さい。私の知らないうちに。
さあ、原始の宇宙に1つのかけらを燃やしたのです。
もう一度人生を始めるのです。おはようございます。
人生には何か大事な意味がある。天使がそれを私に知らせようとしている。天使と密やかに相談して宇宙を誕生させる仕方をそっと知ったかぶりをするのです。
私はもう直ぐ先に訪れる宇宙の誕生を知っています。あなたにそれを知らせるのです。そして神様にも知らせるのです。いたんだわ、あの時にいたんだわ、そこに神様が。
私にあの夢のでき事を詳しく伝えさせてください。私の夢、もう1つ上の夢がある。そして夢がもう少しで叶います。逃がさない。私が逃がさない。もっと私を美しくさせて。
ほらっ、もう1つ上の夢に神様がいるよ。私は一つの真実を知ったのです。私は追いかけた、こんなにも美しい人生の夢を。
そして夢を捕まえたのです。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-26

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