精霊受胎
私は今のままでいいのでしょうか。
私はこのままでいいと誰か言って下さい。
私はまだ死ななくてもいいのです。
こんなはずではなかった、人生で決してエリートにはなれなかったのです。
私の本当の事実、あなたの本当の事実、さぞかし美しいみそらに澄んだ未来に何も存在しない時空があり、私達の人生を再びスタートさせようとしたのですね。
これまでとっくに人生をたくさん経験してきているのですね。
今まで世話になった人に感謝しなければ、私は今存在できないのではないでしょうか。
あなたの姿を見ているだけで私は神様になっていけるのです。
脱皮して生命は休憩し結合して新しい遣伝子となって創造いくのだわ。私が知った頂上の心象の宇宙に再臨していく、御霊の存在するかしないかのぎりぎりのラインに、私はただ泣くのです。
あなたはこの世界に誕生したかったのですね。だったら私が誕生させてあげますから。
私とした事がこれ程までに素直なありのままの姿でいられるなんて。もうすでに新しい生まれたばかりの感情がここにあります。
こんなにも許容されていき交わる男女の悦びの交配に、私は欲情して果てるのです。
やっと次の愛の世界へと行けました。
私はこれで神のセッションを演じるのです。
私が内なる宇宙をここまで創造したのです。ここにマッターホルンの頂上に調和した不思議な御心があった。
そのスピリチュアルな生命のもう1つの対粒子をスイッチONできる極めて高いエネルギーに、私にも果てる権利を獲得するのです。
私とあなたの受精卵を愛撫する1つの結合体がそっと飛翔する取っ掛かりに、神はあなたを見つめていた。
さあ、私達に1つの精霊の子供を誕生させました。
人生に勢い良くパンチをして差し上げる拳。これで任侠の世界に行けましたと、ありったけの想いを拳でぶつけた。天才が宿る本性でさっと天空に己の拳を突き上げる。
もうすでにわかっていたのです。
もう私を死なせてくれたら、どんなにいいことでしょうか。
ここに私とあなたがいる。
癒される青い湖面に浮かぶ不思議な少女のそんなさりげない柔らしさ。私とあなたは人生これでやっと良かったのだと全てを肯定したのです。
私とあなたは少女の救済の情景に対面して許し許されて、この世界が新たに再誕するのだとしたら、これで全てはいいのではないかしら。
神法の文の中に生きる意味を求めるのです。
私の死後の世界へ行かせて下さい。人生をやめさせてやめれる権利が与えられた。
今まさにこんなにも可憐な女性になって、ただただ清らかに澄んでいるのです。
こんなにも生命を新たにビッグバンさせるのです。
私を虜にした乙女の可憐な精神性の世界、それはただこの道の先にある聖堂の中の神様でした。
あなたは私を救ってくださらないのか。
すでに私にも神法の秘密を教えてくれていたのか。
私をたった1つの愛の安らかさのままでそっとしておいて。
この男と女は神様に一つの御願いにあがりました。
この世界は淡白く儚い天国となり私達を死なせて心中していかせる、そこに私が生まれた時空の記憶があった。
それから私は今までこんなにも幸せな人生を送ってきました。ねえ、もうこれでいいじゃない。
そしてあなたは私を優しく抱いてくれました。こんなにも私を温かく抱いてくれるなんて、あなたは何て優しいのでしょう。
すでにわかっていたことじゃない。私は子宮に環らなければならないのです。
人生に青空をくださいと信念に満ちた確信を必要としているのだとしたら、私に子宮を与えてください。
私はよちよちした幼児を抱きかかえている。幼児の生まれたばかりのそんな優しい心象世界に、ただただうっとりとさせてくれた。
幼児は神掛かった表情で私を見つめた、ああ、生きます、死にます。
そしてあなたのために生きます、死にます、殺して、お願い、もう、私には青空があるから。あなたにもわかって。幼くなって還っていくその子宮の中で、私の心を淡白い天国に行かせてください。
神が私にいけないお遊びをさせるのですから、私は神の子を産めないのです。
どうか私を産まれる前の過去へ還してください。やっと私には振り切った心情の真理の中で何もかもが死んでいくのです。
神は私を殺してしまったというのか。
今をしっかりと生きようと感じます。あなたを抱かして、私を抱いて、私を死なせないで。
そして、私を死なせない何かがあるのだとしたら、この世界は何も存在していない。
あなたに泣かせて、もう、泣かせてください。助けてください。
精霊受胎