秘密

秘密

座禅を組み宇宙の深層心理の意識的な領域に、青い魂の美しい流れを知るときめきがあり、人生の規律律法を思いださせ青空に溶けさせてください。
あなたの心には青空が必要なのです。
天使が青空に秘密を用意したというのなら。この乙女の内なる青空には春の陽光を受けた清々しい青葉がさざ波となり、心の儚き遠い昔の記憶が甦る。
あんなにもあなたはその憧憬にふと物想いにさわやかな木の葉の秘密があった。それは神の全知全能の力でしか感覚できない、不思議な素粒子の物質交換だったのです。
私の素粒子はどんな形状、色彩、動きをこの世界でしているのですか。
私の素粒子の動きを、私はじっと見ている。
その超自然的に神掛かる運動を見て、私は内なる少女のまだ何も知らない心になっていくの。
私は何も知ってはいけません。私が知っていいのは素粒子の神臓部の静寂にふとささやく神の声なのです。
素粒子にそっと優しく語り掛けた。
可愛いがった素粒子が、こんなにも嬉しそうに躍動して弾んでいる。
私、やっとその意味がわかったわ。この素粒子は若い肉体と精神が宿す少女の神霊に恋をしているのです。
少女はそっと超自然的な神の知性を持った素粒子を、そっとやわらかく優しく手で暖めてみる。
素粒子は無邪気に手の中で若々しく元気に飛び跳ねる。何て素敵な神の弾力性で跳ねる心は、天空の無限なる星々の創造でした。
遣伝子が小さな素粒子でできている事を私はまだ知らなかった柔らしい恥じらいを抱いた。
初々しく優しい表情で語りかける乙女は北極星へと一直線に飛び立ち、そっと若い意志はさりげない甘ったるさを表現する。その少女の照れた恥じらいに、私の心はもう何でもさせてください。
少女のあどけなさに私の感覚は青空にすっと馴染んでいき、感覚がマリアの美しい眼で感じ合うのです。あなたの眼で森羅万象は神掛かる運動を実行して、この感覚がさわやかで一直線に遠く懐かしいお伽話の中に気持ちが伸びていったのです。
そして広大深遠な宇宙の大きさを今知覚するのです。
座禅の瞑想により少女への恥じらいを初めて知った。神様はもう1つ新たな啓示を少女に用意したのかもしれない。
あなた、私をそのような可憐な表情で見つめないでください。あなたは私に素粒子の動きを教えたその驚異のときめき、天才の若気の清新さに、神が愛するのも当然ですもの。
私に乙女が愛する心を教えた恋の一途なときめき。それを教わる少女はあまりにも純情すぎたのです。
あなたの若すぎる女の恋心に、私の少年としての心は溢れんばかりの潤いに、青春の遠くに泡立つ海の潮にさざ波が立ち、静寂にただ暖かく優しさにくるまっていく。
天空には月が輝き青いさざ波が微かに寂光の夜に身を寄せてより馴染ませて、少女の心に甘くねっちょりと委ねた。
私は愛の海にいとおしく懐かしく浸り、身心はふっと柔らしく解きほぐされ心をさらりと流す、この仏様の水流があった。
私の水は仏様の水になったのです。私の中には大事な仏様の水の心がさらっと流れていく。全身は原始の仏様の心を取り戻していく。
さらにさらなる癒しに、この世界では体験した事のない仏様の心の吐露を経験し、不思議な清らかさに生死を超えた天空のひとときの慈愛に満ちた。
心は遠くに遠くに超脱していく。その見たこともない情景に人間は生まれ変わっていく。
心の中にあの世の三途の川のさざ波を起こしたのは、その美しい手を持つ仏様のあるがまま、なすがままにただ浮遊する天空の蓮。
本当の生まれたばかりの仏様の心を授けた、少女の自信に満ちた潤いのある瞳。
私は私の心を私だけのものにしていく。
あなたは私だけの癒しの存在になって欲しいのです。あなたは私だけの阿弥陀様になって欲しいの。
私を天上へと昇らせるこの少女の全人生の意味を理解した。本当の意味での新しい見た事もない情景でした
このような静寂で安らぎに満ちた美しい天上の無の肉体と精神はあの世の青空になっていく。
あの世の青空はこんなにも青い魂の揺らめく浮遊性に、神秘を一心に受けるこの世界の果ての奥深い心理に咲く仏様の光よ。
あなたは、生きているのですか。あなたは、死んでいるのですか。
仏様の花は素粒子を放つ神秘的な虹の情景に世界の全てが秘密めいていく。
秘密めいていく仏様の花は存在を安らかに薄めていき、朝露に濡れてしっとりと朝の空気に存在感を増していく。
あなたの存在に私の秘密は暴かれていく。私の秘密を知らないで下さい。
私は感情の海に浸り感性の倫理を構築し、人間の生きる意味を強く感じて熱い気持ちを高めていく。

秘密

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  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-26

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