人類

人類

太古の海にぽつんと浮かんで宇宙がどのようにできているのかを考えていたの。
宇宙について何も知っていなかったのかもしれません。
この宇宙の知的生命体は本当に人類だけでいいのですか。そして人類はその人生の本当の意味を、現代文明により虚無化しているのかもしれません。
太古の時代にそこには人類の祖先となる存在がいました。
私はあなたに感謝しています。だってあなたがいてくれたおかげで、人類はこうして各々の人生を営み、解答を模作しようとしているのですから。
この人生の解答という存在を教えてくれたのは、人類の祖だったのです。
あなたの考えていたのは、愛についてなのかもしれません。そして、現代の人間達も同じように愛ついて考えています。
人類の祖は私に「なぜ存在しているのですか。」
「なぜ存在しなければならないのですか。」
「それは愛のためでしょう。」
不思議で未知なるこの質問は人類の祖によりもたらされて、とてつもない神の啓示へと高められた。
この単純な人生の意味を理解して、この今の世界の情勢でどのように愛を感じて行動するのか。
人生の意味の延長線上に人類の祖は重要な存在の意味を教える。それは愛、さあ青い地球軸の延長線上に存在の価値を発見していくのだわ。

人類の祖からどのような連綿と続く系譜で私まで辿り着いて来たのでしょうか。
これはまさに人類の系譜を大局的に観察すると、生物学的上の大きな宇宙の地図がもの淒く知的に結集して、世界の計り知れない神の意図が、この人生を設形しているという真理を知る。
我が心は天上界の偉大なる意志の創造性を知り、女神がこの世界に誕生する時に、私は降誕したのです。
私は訳あってこの世界に存在している。私の存在には確かな意味がありそっと人生の夢を知ったのです。
私は私でなくなっていく私の存在は、全てを空にしたところから始まり、原始宇宙に母胎回帰していく。
確実に今私は母胎に回帰しているのです。
私の宇宙的な意味を持つ人生の日々の現象性は、その彼方遠くに広がる存在に意味を成す母胎があったのです。

そして人類の祖はなぜホモサピエンスへと進化させなければならなかったのでしょう。
そう人類の祖であるあなたは初めの人間を始めさせたという大事な意味があったのです。
そして人類の祖が私を選んで生かしてくれているという事は、私はこの世界で生きる意味があり価値のある事をしなくてはならないのです。
人間としての価値が存在しているから、私は今生きているのでしょう。
そしてあなたは私を創造するのでしょう。
人生とは本当にシンプルであり、ただただ私にとってそれだけの、たった一つの事をしていく有限な時間の真命題なのです。

私の人生の意味とは人類の祖が子孫を残したところまで時を遡ります。
本来人間の生殖とは不思議な男女交尾の交配で、私とはその人類の祖による交配の意味に存在したのです。
人類の祖は子孫を残す為に徫大なる男女の結合を行ったのです。これが人類史上一番徫大な創造の意味なのでしょう。
そしてこれから私は創造しようとしている神様の子の傑物を、人類の祖が私の人生にこの大事な意味をそっと教えたのです。

私は人類の祖に感謝をしました。それから地球上の人類も皆一同に人類の祖を感謝しました。
そして私は人類の祖の視点で世界を見ています。人生の祖がいた過去から遠く彼方の未来を見つめている。
今も昔も日々の生活でやっている事は同じで、とてもシンプルな営みの繰り返しなのです。
そして私は人類の祖を尊敬して真似て日々頑張っています。
未来への私の人生の意味を理解した。なんて安心しているのでしょうか。
それもこれも人類の祖がいてくれたおかげなのです。
さあ、私と人類の祖、どちらが美しいのでしょうか。
私の感覚が世界の湖に美しくゆるやかなさざ波をたてるのです。
人類の祖は私の人生に期待しているのでしょうか。私のどこに期待したのでしょうか。
私の人生にそのような人類の歴史の集体成を感じさせるのであれば、それは美しいこの人類の祖によって脈々と続いてきた教訓の集大成なのです。
この地球上での人生経験には全て意味があったのです。
そしてこれから人生の問題の正しい解答は誰が用意しているのでしょうか。
私の人生はこれで良かったか、良くなかったかは、それはこれから人類の祖が決めるのでしょう。
さあ、あなた、私は答えをお待ちしております。

人類の祖は何と答えてくれましたか。人類の祖はあなたの人生の解答はあなたが決めるのですと答えられました。
そして人生はとても単純にできていたのです。人生は普通の人間として普通の事をしなさい。ただそれだけなのです。
聖典が天空に飛翔して、その心を純朴に表現する乙女の純真な理性の日常性のごくありふれた感覚に、私は人生の意味をはっと知ったのです。

さあ、私と人類の祖、どちらが人間的に高いのでしょう。

人類

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  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-26

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