夢を叶えた

夢を叶えた

夢を叶えたい人間の使命があった。
夢の実現の可能性を高める、大地礼讃の灯火の先には、もう一つヒラエルギーの扇が優雅に舞っていて、本当の夢とは一体何なのかをはっと知ったのです。
私の夢は見果てぬ夢ではないのです。
この世の夢を愛してしまった貴公子からの恩恵を受けた大空とは一体何色でしたか。
私と同じ夢をあの少女は見ていたのだと。宇宙に浮かぶ地球があった。
そして山々と大地のダイナミックな地型の中に、大河が流れて海にたどり着く究極のフォルムを創造している。

私の夢はまだまだあきらめてはなりません。
私はこの夢を叶えなければなりません。

ほらっ、宇宙の声が聞こえる。女神の肉体の最も丸みを帯びた美しい形状に、ふとうっとりあの世の青い地平に浮かぶ教会の中に神の孤独な癒しがあった。
あんなにあんなにも願っていたこの指先の上に浮かぶ、最も宇宙上で愛された弱くか細い美しき指先に、この世の絶世の創造主が浮かび上がった。
明るく輝いた大地の上の青空には、揺らめくオーロラがたゆたい、心と体はそんなにも男と女の愛のモティーフが優美に奏でられて、そっと柔らかく生きさせて、あなた、私を見捨てないで。
青く変化していく不思議な肉体とは、なぜここまで美しい心の襞を形成するのでしょう。
教会の中で青白いほのかにまったり流れていく時空で、あなたが秘密の愛の営みを少女と実践した真実なのです。
私を本気にさせてもいいのです。男と女の交配の歓びによって、静かに静かにそっと喜びのうちに死なせてくれてもいいのです。
生きているのはなぜだかわかりますか。
私が死んでいるのはなぜだかわかりますか。
私はあなたと同じ世界創造の未来へと究極に超越させた、もう何もしがらみの無い全く自由な世界へ、全く無我で何も存在しない頭脳のシナプス。
頭脳のシナプスとは私のものなのでしょうか。
ふふっ、私と少女との交配は美しくできているのかしら。
そして神秘な乙女の可憐な愛を知ってときめいているのです。
私の愛の歴史はまだ誰からも何も知られてはいなかったのではないでしょうか。
教会の中の1つのオルガンがバッハのメロディーを荘厳に奏でて、こんな可憐な感性があったのだわと、私は今の時空の中で微笑しなければならないのです。
愛に満ちた人生の中で、男と女と2つの人生は、本当に1つに結合するというのでしょうか。
そして厳しい修行の苦しみの鍛練によって一人の人間は本当に完成したというのですか。
私のこの世での厳しい修行の人生は、あの世へとふっとか弱い哀れさに抜けていき、そこにある密やかな美しさとは一体何なのでしょうと、か細く笑うのです。
夢人は仏師の掘る大理石へと願いを成熟させて、繊細で儚き少女の手は幼い想像力で不思議になっていきます。
愛は成熟した肉体のフォルムを持っていた。愛欲により夢の起動力がふわっと押されてこの世に誕生した。ああ、たった今生まれたばかりの幼児に、私は一体何を申し上げればいいのですか。
こんなにもあなたの体の色彩は美しく、完全体のモノポリーの調和に満たされて、最も懐かしい少女の記憶の中に、人生は0からやり直さなければならないのでしょうか。
あなた、私をやれるものならやってみなさい。
それとも男としての生殖本能が復活して盛んに突きまくるのですから、それはそれで立派な事なのでしょうと高くお止まりになるのでしょうか。
私にささやかな愛の世界を教えてください。もっともっと激しくもう少しでクライマックスを迎えるのですから。

神とはまさに愛だったのです、何て気持ち良いのでしょうか。
もっと美しくすっきりとさわやかな所へ連れていって、お願いそのようにもっと私を誘惑して下さい。
私と司祭とはどのような関係があり、私をそのように何気なくその気にさせるというのでしょうか。

私は人間として生まれたのでしょうか。
そして一人の人間の遺伝子は男と女の交配により神秘の生命としていつ誕生するというのか。
いつ生命は誕生させたのと、この夜の未来の時空に神の子は唯一人星空を拝んでいたのかもしれません。
私を本気で青空へ飛ばしたあなたのその行為に対して本当に感謝します。本当に神様が存在したのですね。
不思議なオアシスの地平の彼方に、羊が一匹星空に向かってふわっと浮上していくのが、私の本能なのです。
私とあなたの交配はこのような夜を大いなる心の計らいに委ねて、私の存在はそこまで美しく存在させてもいいのです。そう、全てがいいのです。
ついにこの人間の気高い精神を誕生させて、大きく広い彼方のキリストと対話をした。誕生してから今は本当に全く安らいでいる。本当の私になっているんだ。
本当の人間性がいかにして生まれ変化して、本格的な人生模様を呈するのかが、今の私には本当によく理解できるのです。
本気の男にさせてください。本気の女にさせてください。
それとも私を本当の孤高なる修道士にさせて、神とは何なのかを教えてくれませんか。
本当の所これで正しくて良かったのだとそのように感じています。
私は私。あなたはあなた。まさに夢を叶えたのです。私は夢人としてやっとの想いで本当に叶えたのです。

夢を叶えた

夢を叶えた

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-26

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