私はあなたの初体験だったのでしょうか。

私はあなたの初体験だったのでしょうか。そしてこの世界はたった今、創造主の思想が生かされているのでしょうか。
こんな人生、私は本当に望んでいたのでしょうか。この世界に一つだけの人生は、あなただけが始めてしまったのです。
神があなたの不思議な世界をさらに不思議にしてしまったのでしょうか。
この清純さがこんなにも初体験にしっとりと潤いのある人生がもう少しで、ほんのもう少しでこの世に春が来るのです。どれだけ待ち侘びた事でしょうか、本当に天性の春というものに。
人生で初めてする心と体の無重力さに、そんなにも潔く清らかに全てを忘れさせて。こんなにも美しくしなやかな手が音符を優美に奏でるのは、人生での初体験を乗り超えたから。
この聖なる夜に神の愛すべき子が誕生したというのか。
聖なるミサで人生を統一する権利を行使して有頂天になり一直線で真っ直ぐに、私はいきたいの。
いかせて、もう一つの神秘な夜に、メシアの世界中心説の話をして頂けませんか。
世界の中心部へともっといける所までいきたかった。冒険心に駆られた美しきヴィーナスになりたかった。

あなたを好きにならせてください。

私の処女作、それは本当に初体験の宇宙でした。
私の初体験の夜にメシアがひっそりと誕生したのです。その史実は確実に正しいと自信を持って言えます。私を信じてください。
あの時私は世界の中心だったのではないでしょうかと、ああ、初体験の微かな泣き声を神に聞いてもらったのです。
この世界に初体験の眺めで統一するのが、神の手のラインによる完全な調和なのではないですか。
あの世の神話のような初体験は、人生至上で最も統一理論の完全形になったのではないでしょうか。
私を完全なる人格者にしてください。
そして宇宙人の超越した知性体から尊敬されたい。
私自身をアイドルにして世界全体を劇場に変えてみせるの。
私の誘惑は男の感心の的になるための初めての夜なのです。
さあ、アイドルとして音楽の都でコンサートを開けるだけの天賦の才能があるのでしょう。
一人の人間とはどのようにしてアイドルにさせるのものなのか。
あなたのような男を一度は経験してみたいものだわ。
あなたのような美しいアイドルになりたかった。
あなたは本当に好きな憧れのアイドルなのです。
アイドルを夢みる少女の初体験への微熱は、どのようなひとときを、この夜に演出するのでしょうか。

私、宇宙になる。

初体験をこよなく愛して恥ずかしがる少女のどこがいけないのです。
私にも大人の女になるための資格を与えてください。あなたとの初体験の神秘に乾杯いたしましょう。
これであの聖なる夜の秘められた行為は正しかった事が証明されたのです。
初めてって本当にワクワクするから、本当に好きでした。
あなた、もういいですか。よしっ、私いくからね。こんなにも待っている人生で最も美しい春の訪れに色めき立った。
もっと高く青空になっていかせて、もういいのよ。これでいいの。
それでこそ私の人生はクライマックスなのです。
それでいいの、それでいいのと、ああ、神様叶えさせてください。
夢の中で生死を超越した可憐に変身するアイドルの様相へとうっとり呈していった。

私の初体験で叶えるべきテーマの答えを万天の星空に見つけたのだわ。
私はアイドルになれた。アイドルとしての人格者の御姿が、好きになったあなたとの秘められた奥ゆかしき説法の対話により磨かれていくのです。
こんな初めての事をしてはいけません。こんな事やあんな事を、あなたはしてみたいのですね。
あなたはしたかった。私にはわかる。でも私は。
あなたとの初体験の感想を神に告白していいですか。
その頭上に神の説法の光がふわっと夢見て浮遊しているのが見えます。
なんだか人間の初体験は全てが神の説法に想えてきました。それを大人の女になる為の大事な説法と捉え直す事ができた。
神の次元で生きているこの愛された高き人間を、よく観察させてくださってもいいですか。
私としたことが輝く美しい万天の星々を、少女の内なる心の宇宙に変換できなかったなんて。
もしかして私の人間性とは、神の方程式の変数による美しい変奏だったのかしら。
教会の内部には神の変数が見事に目映く浮遊していました。
そして神の方程式が私の才能と同期して動き初めました。こんなにも神掛かっている状態が好きでした。
それはあなただったからなのです。本当に美しいあなたなのです。
初体験の方程式の変数が優雅に変奏していき、ああ、神になっていく。本当に心地良いのです。私にしかわからない事は神のみが知っている。何なのこれは凄すぎるのです。あなたは天才でした。