創生記

創生記

少女は天空に表象された神の幻影の中に、最も崇高な原始宇宙を発明するのです。
少女は天空に体をじんわりと浸して、この天国の水々しい蘇生の感覚で神の次元の次世代に潜り込み、人体に宿る感性を如体の神性へと華々しく飛翔させるのです。
少女は天空にうっすらと浮かぶ青い教会を見た。そこに住む天使が天体の周りを廻る公転運動を克明に描写して、悦楽の極地へと真の人生体験は逸脱現象を起こしてさざ波が波立つ心臓の鼓動に、青春はなんだかとても青かったのです。
今までの人生経験は人間の創造へと生かされ、この心に青い恥じらいを知るサガは無我の状態に微睡む青春像。
少女は海の水の細かな分子達が天空へと上昇し流れゆく自由自在な変形形態の多様性を知っている。
また山が大きな音を立てて動き、天上界の神の審判にも似た雄大なエネルギーの凄絶なる放射の御景を知っていた。
少女には無尽蔵なる無限の力を秘めていて、地上の教会を天上界に浮上させる事ができる類いまれな超能力の存在を知っている。
少女は朝焼けの草原を走っている1人メロスの姿を、この世界の辺境の地空に発見したのです。
エベレストを登る1人のクライマーの御姿に、全知全能の祝福をあげる人類の未登頂へ挑む精神神審があった。
少女は人類が想像できない事を現実に実践できる天才性を持ち、無限大にひらめきの世界神臓の中枢部へといけるのです。
少女はふと感じました。私は天空の清らかな青い教会へと密やかな想像力だけで飛んでいけるのではないかしら。
この世界は乙女の微かな想像力でできているのではないかしら。
あなたが、私を天才の頭脳の冥界に連れていく。人類の祖先はもうすでに今の私の存在を知っていたのでしょうか。
私は宇宙でただ一人だけで神の深い神臓部のひだを降りていくのを、青く孤独に想像しているのです。
私は森の奥深くに突き進むと、そこは万物創造の現場で新しく生まれた生命を探し神々の後姿を見つめた。
深い森の中で神々は万物を創生する実験を試み、色々な原子を無限に組み合わせて、絶妙な女神の誕生に情熱を尽くし、こんなにも柔らかい細く薄い人間の感触があったでしょうか。
少女の目標を達成する強い決意によって、それは優美な生物誕生の物語となり、地球の創生記の世界を克明に表現して、本当の真実は少女によって書かれていくのです。
私は人類の母と呼ばれるお方に会いに行くのです。私は人類の祖先と呼ばれる人間になりたかったわ。
陸と海と空がこの青い地球に絶妙にブレンドして、人類は地球を創造する事ができるのでしょうか。
そして地球に人類が誕生するまでの史実を、私は徫大な想像力によって精緻に記載していく。
その生物史の司会進行に有頂天になった乙女の天才的なひらめきは、雷の電流の飛翔パラメータにより創られた遣伝子形状なのです。
誰が私の遣伝子を創造したというのか。創造されていく人間の創生記の実況はまさに克明なる神の記憶であった。
まさに神は知らない、私だけが知っている事実は存在するのでしょう。私の迸る熱情が現代史の創生記を克明に回想されていき、まさに生命誕生の系統図の様子が精緻に表されていく。
生命は神が創造したのではない、この少女が創造したのです。神は柔らかに少女を見つめて、この世界には存在できないような絶世の微笑を投げ掛ける。
そして少女は神をその美しい瞳で見つめ返し感情が昂ぶり、ふっと涙を流す。
さあ、少女はこの世界の遣伝子の構造を明確にして、生命の本流の系図を明らかにしていくのです。
創生記を書く少女は青いときめきを放つ新星となり、この世界での初めての人物を可視化する。
この生命に凄いエネルギーがあるのだとしたら、少女が創造するエネルギーではないでしょうか。
そして少女は神の螺旋階段を登っていく。未来の予言者の資格を与えられ、この世界には神の光が誕生して一人の人間の人生を始めていきます。
少女は誰も知らない人生を自らに創造していく。神から至練を与えられそれを乗り越えていくこの華麗なる反逆児を世界は讃えたのです。
生命の上級のレッスンをこれから神が少女に用意するのです。
次は地球の創生記の話を書いて頂きたいと、神からのリクエストがありました。
神から少女は神の子としての資質を認められ無限の才能を与えたのです。
そして少女は地球を創造したのです。
あなたはこれから青くなった地球を動かしてみないか。
宇宙で地球を動かせるのは、この少女しかいないのです。
少女は恥じらう精霊達の動向を敏感に感じとって地球をゆっくりと動かしていく。
少女しかいない、この地球を本当に明るくしてくれるのは。
だって少女だけが万物を創造する為の方法を知っていたのですから。独りで神の方程式を展開して計算し、この世界に知性の神モデルが実行されていく。
この地球で少女が威信をかけて全人類と幸せな未来を契約するのです。
天に神の光が満ち溢れていく。人類の新たな神の啓示に創生紀の時空が始まる。
人間らしく生きる為に、少女は神との契約をして天にお祈りをするのです。
私はこの世界に誕生する事ができて何て幸せなのでしょうか。私は主に感謝いたします。
少女は次に何を創造しようかしらと神を見つめていた。

創生記

創生記

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-26

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