世界樹

少女は一体この世界で何を考えているのでしょうか。
少女は生まれた時から天才的で無限に自由自在な形を備えており、想像した通りの被写体のアイドルに変身する事ができたのです。
今日の私は一体何に変身をして新しい私へと生まれ変わりましょう。
昨日とは全く違う私だから、自信に満ち溢れて自尊心を持って生きていけるのでしょう。
私の存在は今日地球上の皆様から愛される人間を脱皮した本物の超新星アイドルなのです。
いつもなりたい新しい存在を追い掛けて、それになれる私はいとおしくときめいて、新世界にどきっどきっと心を踊らせる主人公になり、白馬の王子様に癒されたい乙女の心は輝く北極星の純情。
この世界を完全に脱皮して天空の世界にいくのが、私の可愛らしいあの夜のしっとりとしたもう一つの世界のまどろみ。
そしてその世界にうっとりとまどろんだ時、憧れを抱いた青春の理想像は夢の中へ静かに沈み泳いでいくのです。
私の青春は湖に浮かぶ青い美しい世界樹の葉だというのでしょうか。
その世界樹の大木に寄り添い全身を預けて人生経験の深い世界に想いを馳せ、遠い遠い故郷に全身を委ねた時、世界樹の葉はさわさわと揺れて宇宙の神の鼓動をそっと伝えたのです。
世界樹の中へと身を進めていくと若き青い乙女の時代の原始体験があり、そこは人間の未知なる原始宗教の大いなる故郷の祖先が佇んでいた。
原始宇宙の設形者は少女の肩の力をゆったりと抜いていき、少女に司祭への変身を、この世界で究極のチャンスを与えられた。
少女は祭壇に立って教祖の説法で人々の未来の方向性を示し、この世界で最も明るい脳の素粒子を与えた。
空をふわーっと見上げると、世界樹の大木の枝には無数の万葉が繁り、各々美しい青葉を一面に宇宙の無限の彼方へ伸ばして、全天は清らかに満天の星々が世紀の創成を伝えていた。
ついに少女はこの地球を創成したというのでしょうか。
その時天から階段を地へと降ろされ、人々に天上界へ登る機会を与えられてこのミクロコスモスの到来に感謝していく。
この世界に神の道が天空へと一直線に示されて、世紀の創世に人類は登り初めるのです。
世界は全く新しい人間になれる方法がいつでも用意されている。
段階の上空には人類の想像をその通りに実現する時空があります。その神聖な場所を人々は人間創造の時空の間と呼び伝えられてきて、人間の想い続けた生まれてからの念願の夢であった、憧れの人間に生まれ変われる。そこは世界での究極の素粒子誕生の現場であった。
私は憧れていた私に私はなったのです。
信者は憧れの存在へと美しく高貴に変身していく。理想を追い続けて努力する少年少女の青春の時代へと帰っていき、野心に溢れて大空を見つめていた。
大空はこれ程までに大きくて徫大であったのかと、手をスムーズに動かして天上のダンスをしてみるのです。
この世に純粋で素直な魂で、私はもっと青い鳥になって宙にダンスしてみようかしら。
神の素粒子は人類にとって夢の時代のアイドルとなって青春する、夢想の夢人を実現化している。
人類は理想の世界に生きるのです。メシアの降臨によって幸福な人類に生まれ変わりました。
少女は夢人達に説法をする。夢を叶えなさい。そうすればあなた達にも直にわかるでしょう。
神の段階を登る至練を乗り超えた人だけが、神の素粒子になる事ができるのです。
至練を乗り超えた山頂のさらなる頂で神の食卓に座る御気持ち、ああ、そこからの眺めはいかなるものですか。
あなた達よ、神の食卓で料理を食べる至福の人生のクライマックスに、救世主の世界は明けていくのです。
神が、そこにいるのでしょうか。
神は食卓に並んだ人々に食事をさし上げて、万物創成の凝縮したスタイルの神の書を手渡している。
ああ、神の書が私の手からするっと浮き初めて、神の光がまばゆく発心している。
そこに天国のいと高き御方の人類愛の神の書を、神が朗読していく奇蹟が行われた。この例えようのない感動に一人の私は神と握手をして、未来を予言していくのです。
その時に光り輝く雷が、天空から降臨し閃光を発して、究極の電流が我の人体を通った時、至上の神の宇宙を想像する事を許されたのです。
人間は幸福になるのです。初めて知った究極の神の啓示のエネルギーに、満天の無限の宇宙に澄え渡る清々しい気持ちを感覚したのです。
神は人間達の一人一人へとメッセージを送っているその愛情で、宇宙を統一していく気持ち良さが天上に突き抜ける。
人々は皆嬉しくなり感動してこの世に存在している事に感謝するのです。
この世に生きている意味を知り、救世主の意図がわかったのです。メシアよ、私は感動に溢れて残りの時間を一生懸命に生きていくのです。そして人間誰もがメシアになれる可能性がある事を知ったのです。
今日からあなたにでもなれるのです。
私は感謝しています。私にもこの人生の意味をわかる時が来たのです。