設計

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日常を解脱するためには、人間という生物は一体どのような行いをすればいいのでしょうか。
この世で一番神に愛されている御方を知っていますわ。天地創造をした時、あなたはどのような表情をしていたのでしょうか。
教会建築の構造と細部に描かれた模様を真剣に観察する、教会の設形者は神に愛されたその美しい手でいとも簡単に設形図を記していく。
普通の人間では想いもよらない方法で、神感状態となり全く自由自在な想像力で豊かに空想しているその遙か彼方に、きっと新しい世界が存在しています。
神秘な感情の無い無重力な表情でうっすら微笑を浮かべ、神の無限の能力を宿したその瞳で、究極的に筆がこの世で天地を創造していく時、この天地創造の御姿にどのような感性の量子結合するのでしょうか。
空に浮かぶ雲の動きと形状は、私にとって上出来でしょうか。
一期一会の天地の創造物は、あなたの頭の想像力がこの世に具現化した御姿となり未来を予知した贈り物を頂く。そっと神はあなただけに神の脳内が想像した風景を教えたのです。
この世の天使の御体のなめらかなラインを見た時、何という静かな安心感に、御霊の佇いはこの世のさい果ての漂流物であろうとなかろうと、まさに神の手の形状を想わずにはいられません。
こよなく愛するそして未来の情景に愛が醸しだす形状を思想する、この意図した計らいの意味を、私という人間を設形された存在とは一体誰なのか。
この世界に無駄では無く不可欠な意味があり、人間の形状の不思議な世界デザインが描かれた設形図の中を私はじっと見つめる。
この形容し難いシンメトリーの神の手のラインは、この人間の知性を超越していく時空で、私の存在をかけ離れて超えていく知性にシナプスは移象している。
神は美しき手で人間の設形図を記している。
その表情に神の知性の含蓄ある無意識な未来彼方の想像を表現化したあなたは、私に見えるようにそっと体を動かしてくれた。
神が私の存在を意識してくれていた事に本当に感動を申し上げたのです。
深遠なる言葉を超えた表象世界の心情を発露した偶然性の線の美しさに、神の手はスムーズに不思議な表情でラインしていく。
意識が現実を超起して、我は深められた新紀元の時空に12次元の宇宙に近づいた。天地に四方の箱庭の形状を見る事になるのです。
宇宙観の感覚に飛翔したこの広がりと大きさを認識した時、設形図を描かれた人間が図面上で生命を御誕生させる初めて宿る意志の存在に、この世の意味を問う。
神は想像した人間に向けて、御手で無限形状の知的生命体の念仏を唱えて、この素晴しい世界にようこそと天上をふわっと見上げた。
その時、遺伝子の二重構造が降誕してきたのを見てふっと微笑して、その美しくしなやかな手の中にとってみる。そこには生命がエッセンスに鼓動が動いているのです。
神は自分の御姿に似せて人間を設形図に想像した時、神の御姿と同一の人間が御誕生しているのです。
神はこの天地創造に未来の彼方を見渡す崇高な瞳で、生まれた人間を観察して、広大深遠な宇宙観でこの世界の最長到達点へと連れていかせる可能性を、この一人の人間に与えたのです。
この誕生した人間はその御姿を、静寂の中に拝むように神の姿をうっとり見つめていた。
神はその人間に宇宙の真理を教えた時、宇宙は大きな鼓動を始めて真理のさざ波が伝わり、神は人間存在の意識を私に問うた。
私はこの世ならぬ美しい教えに感動している。
この人間は私に生命が生きる意味を教えたその時、この人こそ救世主なのではないかと思った。
神は長年の理想としていた人間を創造する。この新しい紀元の初まりについに夢は達成されたのだわ。
私の手を救世主が握ってくれた時に、この神経は完全にこの世界で新しく生まれ変わったのです。
この天を昇る情景は神の設形した人間の御姿。この世ならぬ救世主と向き合う私の存在は一体何者なのでしょう。
こうしてこの奇跡の場にいられるワンダーセンスに私は、ふと神に愛されたのですとそっと神の光をじわーっと見つめるのです。
私の生命はついにここまで来れたのです。

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  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-26

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