植物

植物

植物の無限の色模様で、想像上考える限界に咲き誉る花の宇宙の感応レベルに、人生とは無限の感情が存在していた。
不思議な心の移り変わりに花とは、生まれて今が一番美しく魅了し魅了されて、あなたを本気で愛したその造型美は端正に清冽な一線を超えた進化の究極に、深遠なるあそこに愛の結晶を感得したのです。
私の感性があなたを極上の花が咲き誉る楽園の高い山頂へと迎えて、人体の摩訶不思議な絶唱のかなたに強く神の御景を思い浮かべた。
花畑に少女が可憐なるそのしぐさで両手を広げて、青空を一心に見つめた、己のまっすぐな瞳の気高き幻想にまどろむ薄い生死の境へ、この世の一切は水に流れ全ては初めから無かったのです。
少女がじっと清楚な佇いにやわらしい手で花に触れた時、花は神々しく少女の面影に人生の無我を重ねたのです。
少女より美しい存在はこの世にはもはや存在しないと理解した時、雲間から光が降り注ぎ花を明るく優しく包みこみ、人生讃歌を謳歌する私は、無償に少女を強く抱きたくなったのです。
少女は宇宙で唯一の完全なる調和を有した植物の造形ラインをひとすじに、神の手で描いた美しい表情を感動して見つめる。その神の超越した知性に天地は深遠に賛美し、この世を逸する感性に体全体で創造主の鼓動を感じる。
宇宙はどーんと大きく動いて、宇宙の彼方まで波動が伝わり流れていく情景に、神は感動して青みがかって変化する花を少女の手にそっと載せた時、もう少女はこの世に存在していなかった。
少女は無限の深層心理から最も美しき可憐な花を想像する時、少女の心は神と対話している。
神の創造方法を無限の不可思議な連結の思想に生かし、独芸独自の無意識に浮かぶ花が様々な色を発想して、この時空に可憐な表情を見せ、心はもう自然にうっとりとゆるやかになっていく。
あなた達はなぜこんなにも私の感性を動かして、宇宙の空間を手の平で感得し動かせて、全く受精卵の誕生から死までの道程を振り返るのですか。
植物が浮遊していき少女と神の視線の両方を受けて、全く異次元の高嶺の花は超時空に魅了している。神は超然たる植物のこの完全なる機構美を見つめて凄く感動しているのです。
少女はその神が植物に見惚れた表情を見つめて、この時間は完全に神の意識化に置かれていった。植物は不思議な光に放射されて輝き、誰にも見られた事のない超空の状態の唯物性を発揮する。
少女は意識を菩提へと完全に解脱して、最も高きお方に心身が解逅していく、その植物をあどけない少女がじっと見つめている。この未来を夢見る美しい瞳で微笑しているのです。
私の青空、この人生が祝福された青空の中、植物は完全に澄み渡り、世にも不思議な動きで形を変化していき、清らかな葉が両方向へと無限の形状で伸びていく。
この最上級の力が地上に溢れて、どのような形に脱皮して生まれ変わろうとしているのでしょう。
私の種はさらなる飛躍と進化を遂げて、いざ新しい世界へと飛翔していく。植物はこの世ではない神の動きで超越して、美しき完全なるバランスで、乙女に新しい夢を与えて感動し泣き叫ぶ種子の幻影があった。
人生とは植物の天才の発想性により、この世界の真理を知って、少女はその植物を手でそっと触れた時、人生が一心に新しく感応していき、宇宙の彼方までみずみずしい波動が伝わっていくのです。
そして植物が手に触れて絡まる時、この地上に愛の万物根元の崇高な神の住み処を知ったのです。
人生は神掛かり、無意識の感応媒体は神の創造物の情景へと感応していき、その5感がふわっと青空に天昇していく。
植物はまばゆく神の光悦たる究極状態で進化の再臨を行い、宇宙の彼方まで光が広がり全てが安らいでいく。
そして植物は神の御姿へ変化していき、そっと少女に説法を初めるのです。
神の巨大な植物の創造に、人生は感動して天地創造の静寂の余韻に浸っている。
ただ神がそこに本当に存在しているのです。あなたはあなたでした。

植物

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  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-26

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