神木

神木

神木が枝の羽根をすらっと細く不思議な神の動きで感性をすがすがしく、さわやかに伸ばしていく。
植物のみなぎる凝縮した豊かさに溢れるさわやかさでその枝を伸ばしていく。
何か神の人生を肯定する全く素直な一心性に、若い乙女の肉体を清めていく。
あなたは革新性に溢れる時代性へと、鋭敏なる神経を心情化していくその水々しい発想性に、次世代の超越を感じさせられた。
私を次世代に超越させていくマリアの乙女心。私の心は新しく溢れる少女の青春を感じさせるのです。
神木と触れ合う計りしれない神通力の中に、世界が全体的に一段上昇する期体感、時空が11次元の神の次元数を得たのです。
神の次元を得た私は可憐な乙女に変身していました。私を乙女にしたのは、神の技の力であった何十兆もの細胞に1つ1つ真実が復活していく。
そして神木と私の細胞は心を裸にしていったのです。
心を裸にしたあなた、私は許せません。あなたは私の心を裸にしてしまったのです。私は裸にされて一体どうすればいいのですか。
裸になって初夜を行うことが、人間として与えられた義務となるのでしょうか。マリアは優美な音楽を奏でて、宇宙に絶対的な神の存在を教化した。
神木が地上を離れて、地球に1つの君主制を実現していくように、宇宙と地球の夜に天上の全くの青空の中を、しんみりするほのかな静寂さで浮遊している。
天空は大きな神木が泰然として、優雅でエレガントにゆったりと動いていく。
これほど人の感覚をどこまでも広く癒していく情景があるのでしょうか。
私は神木の枝に乗って、夜空をしんみりと神の身体に優しくやわらかく抱かれて、心は完全なる母胎に回帰している。
星空が輝いて1つの人生のテーマで、至上の愛を歌い上げていくこの地上の清らかな園。
この世界はこんなにも澄んでいたなんて、私初めてなの。私知らなかった。私の人生が私自身としての人生を清めて洗心していく、乙女の新たな脱皮をするのです。
乙女は新しく水々しい全く誕生したばかりの肉体の神々しさに、神の新細胞が始動し初める期待感を抱いた。

神木の枝の私の横にマリア様がいました。
マリアは、私の肩に頭をもたれかけて、1つの真理に光明を与えます。たった一つの真理に主題が大空に、大地に、山に、川に流れている厳かな神の重厚さを備えた奥深い感情の神蔵。
この世界が1つの神のスケールの祈りになっていく。
マリアと肩を並べて神の音楽に心を感動化していく。変化する水の動きの一面の蓮の花に、新感覚にみるみると清められていく。
神はうっすら微笑して、その感覚の新しい神経の中に澄んで大きく広がる無の世界。
その感覚にマリアは、そっと私の体にそっと手を指しのべる。私の体を優しくいたわるこの清冽な不思議、私の心は不思議子ちゃんになっていく。
私の体に触れたあなた、それはあなたなのです。
人生のスケールに大きさがあることを知ったのです。あなたの優しい感覚に、ほんのり甘くとろけていった。
たった今人生は神に認められてマリアが私の横にいて見守っています。マリアの愛を一心に受けてすくすくと成長していくのです。
マリアは神の構成原理を教えようとしている。枝が伸びていって森羅万象の神の手となり、地上の神木を天空に持ち上げる大きな頼れるエネルギーを発した。
神木は2つになって、神木同志で神のやりとりをしていった。

神木

神木

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-26

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