あなたに恋をする
人間の世界を神の世界に変えるのです。私に未次元の宇宙情報を教えてはなりません。私に意味不明な神の暗号を教えてはなりません。神の暗号をあなたの御姿が解読させたのです。
あなたのほっそりと透き通った儚げな表情に、私は未知なる神のときめきを感じている。春の暖かい深く静かな想像力に、ふとした人生の優美な音楽を奏でていた。
あなたがそこにいるだけで、満天の星空の音楽が奏でられる。あなたがそこにいるだけで、美しく逸した時間と空間が流れていく。あなたに全てを委ねてみたい未だかつてない心境は、一体どういう訳でしょうか。安心に身を委ねて遠く彼方に続いている安住の地への美しい一本道。晴れ渡り薄白く天からやわらかい光が降り注いでいる。
この世界は静かに安らかな心になっていく。もうそれでいい。あなたは人を癒すのです。
あなたは、なぜピュアすぎるのですか。こんな誉め言葉ではいけませんか。私にそんな甘く優しい言葉をかけてくれませんか。
私を美しい人間にしてくださいませんか。私を美しい人間にできるのは、あなたしかいないのです。
あなた、私を見つめてください。あなたは私を復活させてくれますか。あなたがいるだけで、私は不思議な恋する人間になっていくのです。あなたのここまで心を動かすものとは一体何なのでしょうか。
なんだかあなたの存在が遙か彼方の深遠な宇宙のようで、私は崇めます。あなたが神の子だとしたら、それは真実なのです。
あなたは孤独を抱えた妖精の少女になっていく。そして妖精がほの暗い空間を微かな青い光を奏でながら、宙を優しくふわっとなめらかに飛んでいる。この世界は美しい一線を超えたのかしら。世界にこれ程に可憐なラインはあるのでしょうか。
あなた、いかないで。あなたが私と兄弟だったら良かったのに。私にとっては過ぎ去りし美しく秘めた愛だったのです。
私の愛を知られてはなりません。私の愛に触れてはなりませぬ。
うっすらと遠い昔の儚き夢の幻に思い当たる節があったのです。
私にも可憐な少女になる権利がありますわ。ふわっと青い宇宙の中に清められた時間が流れている。少女を神秘にしておいてどうするのですか。あなたが神秘にならなくてはならないの。あなたの生命は素敵すぎます。女として生まれて、あなたのようになりたかった。
そんな想いにふと天空を見上げた。やっとこの世界に解決をもたらしたのです。実は少女がそのようにしたのかも。そう、あなたかも。どうでもいいの、そんな事は。
私にも信じさせて、一つの青春の淡く儚い散りゆく生命を。その薄命な青春が微かに私に神の存在を告白したのです。
さあ、高く高く飛びましょう。もうこの世界を忘れましょう。一つの人生を用意した神に申します。人生が可憐な記号だけになりますように。
これから神に申します。世界を逸した青い美少女に絶唱させてください。もう、その準備ができていますわ。
あなたのお気持ちがやっとわかり始めました。私、あなたの事好きです。あなたみたいな神秘に静かで深遠な気持ちになれた。そして、全てを放脱していく。不安がなくなっていく。この世界が希望に満ちた夢の次元になっていた。
あなたの夢、なんて美しいのですか。あなた、神に選ばれたあなたに恋をさせて下さい。あなたの上に乗らせてください。あなたに夢がお迎えが来ています。あなたはまだ私を知りません。まだ私の恋心を知りません。あなたにこんなにも感動しているのに。
私はこんなにもこんなにも、もういくのです。そして世界が誕生した。
あなたに恋をする