このようにして私は仏門をたたくのです

静子

人生はどうして子供の頃のように無邪気になれないの。子供時代はどこへ行ったというの。人生は様々な回り道で環る大宇宙を、雄大に旅行する人間模様。人生に真理を教えたのは誰なの。私をしかってくれた先生達にとても恩を感じなければならない。私と動植物の大宇宙にこんなささやかな感謝の時間を用意してくれた。子供の時は精神が美しく健康で全てが整っていたというこの世の美しい順調な調べ。
お許し下さい、頭がよくなかったのです。人生を厳しくしかって下さい。成人して人生とはこんなにも厳しかったのです。これ程まで試練を与えて下さってありがとう。子供の頃、精神はまともでこの世は夢に溢れ明るかったの。なんでこの世は美しいのでしょうかと、私にとって子供であった昔々は、100年前くらい昔に感じます。別人になってしまったのでしょうか。人生とは苦しみだという事をブッダの意見がわかりはじめたのか。人生は様々な経験により様々に変容していく、この道はどんな道。このような人生は試練に燃え盛らなければならないのか、子供の明るい気持ち忘れていました。あのような時代が確かにあったのです。あんな時代に還る私は、さようならなんて言わせない、ふしだらな感情でワルになっていくの。
あなたにもわかるのですね。あなたは何かを抱えているのです。やはり、あいつ許しておけない。それがふと経験が再生する時、ハンニバルになる。復讐しなければならないのか。敵兵を殺す時本当の私になる事ができるのでしょうか。いいえ、違うのです。許す時がきたのです。まだ、これからやり始める時が来たのです。私にとって全てを許す。そして、新たな私の本来の私になる。人間は善の心を生まれながらに持っているのです。それを教えたあなたに今許し、感謝しています。その様々な事があり複雑な私を作りました。でもこれでよかったのです。物の捉えように変容する事ができるのです。私は私になり死ぬのです。人生様々な事があったよねと。これが人生なのですという思い出に、どこまで人間は高めることができるの。運がいいのか。
運がいいと天皇の子になれるというのか。天皇よ、天皇の子にさせて下さいと冗談を過ぎてみる。この野郎、運がいいのです。
人生とはたくさんの思い出の天の川があります。こうしてここにかっこ良く存在できる理由がある。でも悲しくなりこんなみじめな私は、こんなにも1人しかいない、1人しかいなかった。ああもう1人でいいのです。でもこれまで一緒に頑張ってきた戦友がいる。月夜にお酒を飲みながら戦友にふっと懐かしむ。こんなにも意味がないちっぽけな私の存在。それでいいのか、そうそのままでいいのですよ。
こうして頭を丸めないといけないのか。どうか頭を丸める意味を教えて下さい。そして私、蓮になります。
こんな事だけで優しくなれるのなら、どうか人体実験させて下さい。人生とは一体これでいいのか。これでいいだとしたらよく休み冬眠しないといけない。でないと何だかやってられない。もうそっとしておいて下さい。このようにして仏門をたたこうと決意する私がいます。
ああ人生とは凄いものです。人生とは苦しいものです。そして人生とはさあ幸せになってもいいものなのです。やっとの事でそのように感じています。
さあ、もう全てを忘れましょう。もう全てを放下着。仏の道、私の幸せになる道。これからは幸せになってもいいのです。私が私でなくなり新たな私になっている。新しい世が始まるこの気持ちでいいのです。
頑張る。新しい人生をやらなくてはなりません。教えてさあ教えなさい。なぜなの。私どうして生きていくのか。わかった。なぜ、今の私があるのかを。今の私があるのです。人生、人間に感謝なのです。このようにしてまた私は仏門をたたくのです。

このようにして私は仏門をたたくのです

このようにして私は仏門をたたくのです

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