精霊

精霊

新たな世界を用意するのは、一体誰なのでしょうか。あなたには新たな世界があります。そして、伝説が始まります。
精霊はこの地に舞い降りたのです。そして、精霊は私をこの地で探しているのです。
孤独なのですね。そう私は一人孤独だったのです。
だから精霊をずっとずっと待っているのです。あなたの優しい表情を見たいのです。
天空の精霊は私を探して雪のしんしんと降り注ぐ夜を飛びまわり、課せられたミッションを果たそうとしていますわ。
精霊は一生懸命で真剣になって、この青い地球で私の居場所を探していた。
でも、私の存在はどこにも無い、いるかいないのか、真実はこの世界の誰にもわからない。存在していない。そうもう存在していても仕方がない人間なのですから。
しかしこんな私でさえも存在する意味を見出してあなたは助けてくれようとしている。
薄明かりの部屋からそっと外の景色を見渡しました。地球は夕ぐれの暖かい町の家庭感がほのかに漂い、不思議に宗教的な祈りがほのぼのと溢れて、ほんのり優しくなっていく。
空を見上げると天の道を1つの青い精霊が翔けていき、辺りに澄み渡る夢の優美なメロディーを奏でていた。
夢は精霊の力に委ねられて、その叶える力を祈りの聖地に捧げ、宇宙に輝く北極星へと一直線に突き進んでいました。
あなたの夢を叶えに来ました。
精霊達は下界の街並みを美しい感性が宿る大きな瞳で、心は澄んでさわやかに見渡す、その心は一点の曇の無い神様の光だった。
町の人々にこれから幸せな事が起こるようにと心から願う、人を思いやる美しい心。
その精霊の御姿を人間は一度でも見れれば、夢が叶うと言われています。
飛翔する精霊は、夜空に幸せを約束する流れ星でした。人間の願いを全て託された神が創世した明星。
人々はこの奇蹟の星を見つめて、一心にお祈りをして、超越した素粒子の救済に感謝の心を表す。
手を合わせて深く熱く合掌する。浮遊するきらきら星のたゆたう姿にただただ感動して、その感謝に満ちた時空に感覚神経を発揮していった。
それは心の深層心理からの神の出現を実感して、ほのぼのと我の存在は感動していく。
強くお祈りした人に精霊が降誕する奇跡。その精霊の遊び戯れる飛翔体に向けて、人々は手を合わせて心から真剣にお祈りした。
心が不思議な神と未知なる一体感を感じて清められていく。私は私そのものになっていく。
その時、精霊達が下界の一人の人間の私に意識を向けるのを感じとった、その感覚は例えようもなく優しく暖かかった。
ほの白い精霊達は、私のもとへとふわーっと降誕してきました。
この世で極めて愛らしい存在を、全宇宙の清らかさで凝縮した心で拝む。
感じた事のない感触が、私を御神の超越体と超越心で実現させていく。心身の全てが青く澄んで癒されていく。
私は精霊達にそっと手を差し伸べる。精霊達は私の手をとり清純な目で見つめて「あなたの存在が私を呼ばせたのです。」と言った。
「あなたみたいな神様のような存在に逢えて私達はとても幸せです。あなたに感謝しています。」
「私達、あなたとこれから夢が叶いますわ。」
精霊は私という大事な存在に対して深い感謝の念を持ち、「これからあなたをお守りいたします。」と言った。
精霊の意志のなすがままにあり、天空のひとつの道を飛翔する精霊と邂逅できた好機が訪れた。
めでたい日を御用意させて頂いた、この上ない感情の天への飛翔はまさにここは極上の天国なのです。
私は神と真理について語り合いました。何という得がたい奇跡の体験なのでしょうか。
神から1つの大事な真理を頂きました。人生でたった1つの簡潔な内なる宇宙について知らされたのです。
我の存在は何というかけがえのない宇宙なのでしょうか。それを体感した精霊は夢が成就した踊りでこの記念日を祝う祝祭をあげた。
人生の羅針板の方角はこのままでいいのです。
さあ、これから地上界で夢を達成していくのです。私の夢はもう叶えられようとしている。
あとは、時空の遠く彼方へと長い宇宙が解決してくれます。

精霊

精霊

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-26

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