マリアの創造
ある女性が天空の国から降誕したという奇蹟を、私は神秘性の無限的解脱として最も安らぎを感じ、人間細胞は神様の復活祭を目撃することになったのです。
不思議な精神状態で原始宇宙の母胎の中にいます。人間にとって奇跡を起こすとは、他の大多数の人間には到底できない事ができる事なのです。
そう、この世界こそ、神が創造した世界なのです。
ふと教会の鐘が鳴るのを知り、天空の青空を見上げました。
ピアノを弾いているマリア様が、青い澄み渡った空でこの世界を美しく清めている。天空の青い地球の静寂に、優しく厳しき念仏の癒しの母胎に回帰していく。
そう故郷に還っていく我の心臓の故郷へ。
遣伝子は解脱し万物の構成原理へと次第に統一されて、一つの真理をこの人生に啓示するのです。
あなたはこの宇宙の深さを知っておられますか。マリアは一生懸命になって慎み深く、慈悲に念じるその真摯な思いが、私にその神の肉声による言葉の真理を伝えているのです。
マリアの天空から奏でる優雅なピアノはこの世の苦しみを無くし、人間の生まれながらにして持ち合せた美しい心を復活させて、遣伝子がふんわりと天空へと昇っていく。
地球の全生命の遣伝子が天空に無重力でふわふわと、やわらかく浮かんでいく。
この明るく爽やかに澄んだ青空に、神の光を受けた二重らせん構造がエレガントに、まさに精緻な構造をした御姿に集大成化していく。
地球の全生命の遣伝子がその神秘的な構造を宿して、不思議な方程式により神の動きを得て降誕させていく。
生命の意志を持って存在し、心臓の動きにあわせてどくんとどくんと生命の内なる海のさざ波が、血流の波動方程式を表現する究極の世界。
神が創造した遣伝子が超越する時空を、生命倫理の真理で宇宙の全エネルギーを凝縮し、集約された知識は理性と感性の神蔵。
全生命の遣伝子達はお互いの遣伝子情報を変換して、計りしれない進化を遂げていく。
極限に超越した傑物に変化していく遣伝子方程式の新次元、新時空への憧れ。
自分の手で遣伝子を操作するマリアは清らかな澄み渡る精神性。
遣伝子に生命の根幹たる端々しい精霊が躍動する御力を、その細く長いやわらしい御手で、荘厳な真理を神に環らせていく。
宇宙の深い静寂の中で営まれる、神の手による慈悲深さ、この一つの心は全生命への愛情を知ったのです。
次々と現れる超越した美のシンメトリーの神掛かった生命構造は、マリアの愛を一心に受ける事によって進化する、視覚的に不思議な神の意志の動き。
この精緻な動きは人間の理性と感性では理解できない、宇宙の全エネルギーが集約した時空で創造していく。
神の計りしれない動きは、結合と分化作用の新たな発想の変化で、完全なる超越した物質交換をした。
まさに全宇宙エネルギーの時空が生成し、新しいタイプの遣伝子が誕生していく。
まさに遣伝子はみるみると進化していく。自己の本能的な進化の方程式と、他者との情報交換による進化の方程式によって。
そしてマリアの慈愛に満ちた愛により、生命のもの凄いエネルギーを凝縮して、量子論的な質と量を伴い、極限の天文学的な気力は絶頂絶唱により天上的な光景が展開されていく。
この世界が極限的に極致化した絶唱的な明かりと共に、究極のエネルギーに輝き満ち溢れて、境界を超えて超常状態になっていくのです。
その境界を超えて神の領域にいき、全物質が誕生前の原始状態へと遣伝子の完全なる万能状態に。
さあ、神の啓示によって、大宇宙は初まる。私にとっての神の啓示とはこんな事なのかもしれません。
そう神の啓示を受けたのです。
マリアの創造