宇宙で唯一の生命

宇宙で唯一の生命

何をすれば宇宙で唯一の存在になれるのでしょう。
人間の深層心理には他にも何かがあるような気がしています。
私の深層心理の宇宙は、とてつもなく大きく偉大な存在がいます。それはあたかも私以外の存在がいるようです。そのもう一人の存在を私は感じることができるのです。
それは私の遺伝子を書いた人間なのです。
人間は精子と卵子の結合によって誕生しました。まさに私が誕生した理由は必然ではなかったのか。
宇宙で唯一の精子、宇宙で唯一の卵子が選ばれたのです。
その結合は神が選別していたのです。
その遺伝子の意志は、私の意志ではないのです。
それこそ神の意志による創造なのです。
神はなぜこのように人間を創造したのか。
なぜ私の精子だけが、私の卵子に着床したのか。
実は私の精子は、本当にそこに神の働きかけがあったのではないか。
母体での精子と卵子の結合に私の意志は働いていない。
神の意志により結合を選択され、私の意志が誕生したのです。
私の存在は父と母の遺伝子の結合により成立している。
しかし私は遺伝子の創造性を事細かに感じることはできない。遺伝子の創造性は私の無意識の中で行なわれている。
私の人生経験以外の無意識はまさに神のものなのです。
人間を創造した神は私の事を一体どのように感じているのか。
私の脳の中にも神は存在している。
常日頃にその神は私に啓示を与えるのです。これから未来にやるべき必要な事を教えてくれるのです。それにただ従えばいいのです。
さあ、私に神とは何かを教えてください。
まさに今私は深層心理に宿る全知全能の神と逢うことができました。ああ、何という至上の愛の体験をすることができたのでしょう。
私の中に住まう神は、私にとって人生の理想の存在でした。
まさに今私は私の中に宿る神そのものの姿になったのです。
神はこの地球上で自分に向いている事柄を知って、それだけに一つ専心しなさいと言った。
まさに自分に向いていないことをしても、大成することはできない事を教えたのです。
神はその人間の森羅万象の脳を一つ一つ整理したのです。

そして私の中に宿る神から与えられた偉大な創造性の大事さを教えられました。
人類は学ぶことはできる。そして人類は創造することができる。人類とは唯一神から類い稀なる創造性の性分を与えられたのです。
未来に向けて創造を行い、未だに人類の知らない宇宙へと、そう人類が体験した事のない奇跡の宇宙に行く事へのミッションを与えられた。
人間の中に宿る神の創造性は超自然に傑出して凄まじいのです。
神は究極の独創家です。これまでに無かった全く新しいものを全く新しい概念により生き生きと発明するのです。
そして神が愛した人間とは完全で良くできています。人間とは見事に調和した十全な存在なのです。
神の偉大な創造性を私が100%発揮することができれば、まさに今私は神になれる。今の私はまさに神になる為の修行しているのです。
さあ、地球上の人類よ、これから全知全能の創造性を遺憾無く発揮して自らが神になろうとしなくてはならない。
さあ、全くの忘我の境地となって神の天性を発揮し、救世主的な創造をこの地球上に革命する。
私は私ではない。私は私では無くなって一体何になるのでしょう。
私は人間である私が創造するのではないのです。
私の中に宿る神が創造するのです。
もうすでに私は私の中に息づく神の肉体と精神を知っている。一つ一つの細胞に住まう内なる神の肉体と精神そのものが私なのです。
そう私の細胞に息づく神は、まさに私なのです。
神は一人、私の人間の存在を借りて脈々と生きているのです。
私の遺伝子は神であるのです。私の全ての魂をふっと抜くと、神の本来の姿が現れてきます。
そしてまた私の思考は神の思考なのでしょう。私の創造は神の創造なのでしょう。私の中に住んでいる神が遥かなる広大な宇宙を創造するのです。ふふっ、面白い、どこからが私でどこからが神なのかしら。

私が感じることは神が感じること、日常において私が決定してやることは、細胞の遺伝子に宿る神によって密接に関係している。
私に住まう神がスイッチを押して、私の行動を起こしているのです。
これから私はどのようにして、この地球上に傑物化した奇跡の遺伝子と関係づけようとするのか。
さあ、いつでも私は神に教えて頂く。
神は私に森羅万象の知識で全知全能の解答をもたらします。
人間である私を通して、神はこの地球上で創造したいのです。
神は創造。私は創造。
そして私の性格、行動、言動も神が創造している。そしてまた私の性格、行動、言動は私が創造する。神と私との両方の創造によって、これからまさに今人間は創造されるのです。

私の内に宿る神は私にとって創造の先生なのです。
私の中には私と神との二つ以上の人格があるのです。
神よ、私はこれでいいのですか。私よ、私はこれでいいのですか。
さあこれから私は、私の願いを叶えるのです。私と神は一つの願いの成就へと向かっている。
私と神、神と私。無になっていく。

宇宙で唯一の生命

宇宙で唯一の生命

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-25

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