逆さ眼鏡に準じる応対。




ヘッドセット
の空回り。
頭に浮かべ。
そよ風吹かせ。






パタパタ走れ
皆を忘れ,
ついてくんなと
愛を蹴って






恋するミント
噛みたいんだ。
消えゆくはかない
味ごと出して






裏に付くコーン
の犯行予告。
パフェからクリーム
盗る感じ。






一緒出す繭
食べてマウス。
ぶつかるそのうち
吐息で甘く






ビルまで高く
登れた黒長靴。
逆に聞く。
けど
何処まで
なら,
惚れる地の中?
息も捨てて,
毛布を被れる?






真っ逆さま
の眼鏡の中
に瞳は真っ直ぐ
住んでまして






夕暮れの中
細めもしました。
瞑ってもオレンジ。
綺麗だけど






焼き付けるって
こういうことかなって
思う心の
赴くまま。






労わる眼鏡と,
逆さまのまま。






iPodはシャッフル。
大事なこと,
知ってやがって






お気に入りの曲,
繰り返す。
さきどるサビ
に心洗われ,






ヘッドセット
のソラマワリ。
セッティングしたら
風吹いた。






ネクタイ失くして
ココから飛んだ。






竹で出来てた
ヘリコプター。
ぶつかりそうな
バレルロール。
出会いはきっと
素敵なもんで






早く教える
道ならきっと
ウルトラマン
よりきっと早い。






逆さの眼鏡は
ヒーロー準じて
お応えします。
心のままに。






タイマーなんて持ってませんから。
3分過ぎでも
カラーはオレンジ。

逆さ眼鏡に準じる応対。

逆さ眼鏡に準じる応対。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-09-26

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