自然の不思議

大自然は私にとってどのような意味を成すのか。あなたは感じますか。自然の偉大なる一筋の愛の煌めきを。
私はこの世界の中で一体何をしているのでしょうか。この人生で何をしなければならないのでしょうか。そして一体何の為に生きているのでしょう。

どこまでも彼方に続く草原で、どこまでも好きなように思いに身を任せて私は進んでいく。何という野原の澄み渡った青に染まる大地。
ふふっ、私に宇宙に響く不思議なお経をお与えになったあなたは、いけない子なのです。
地球に創成された人間の肉体は、どのようにすれば満たしてあげれるのか。
萌ゆる野原から淡白い虹がかかる、世界の思想を体現する、虚ろなみそらのさざ波。
地平線まで広がる大地が水模様になっていく。みそらが大地に反映していく透き通った青き世界の摂理を現した。
世界の全てにはたわいの無いさり気なさで神の真理が微かに宿っている。
豊穣なる大地から白い水飛沫を、天空へと高く舞い上がる心情で放出していた。
この自然の白い飛沫は、あなたが仕組んだのですか。あなたは、そんなことを仕組んではなりません。
油断し泰然と構えていると、私は白い水飛沫を体全身に浴びた。ときめきのみずみずしい細胞再生の祈り。私はその深い祈りにただただしんみりと神格化されていく。
そして自然の白い水飛沫の霧雨から、大空へと万物の虹が一斉に神掛かった。
ああ、これこそ救済の情景で、真理は大統一理論に集約された。
天空には色とりどりの目映いオーロラが現れて、人間の心情をまざまざと発露する。雷が一斉に輝き放ち、歓喜の法則性を発見し、自然の創造主は人間を治癒している。
すでにもう私は知っていた。自然には諸行無常に移り変わる女神がいます流麗な真理を。
私に嘘はつけません。私の体のその中心には、創造主がもったいぶって、新しい宇宙を再生させようとしています。この嬉しい知らせは、私の中の自然な心の在り方を正直に表現していた。
さあ、超越して解脱しようではないか。そしてこれから私の全作品の傑作を拝むのです。

私の人格を形成させた女神が自然と共に融合させようとする。全く全知全能の超越した存在の心境となった。
自然が私に対して美しく不思議な儀式を行い、その美体を魅せつける。あまりにも美しすぎます。大いなる自然が活き活きと興奮して奇跡の大合唱を繰り広げた。
青々とした自然に脈々と宿る神の心情が私の中にはしっかりと共有していた。この真理、それは神の子であるあなたが用意してくれた。何というありがたい感謝なのでしょう。
私は自然から産まれた子供になってもいいですか。
それが宇宙の広大深遠さを知る唯一の方法。
何という自然に宿る神の純粋な吐露なのでしょう。その神が用意した心の情景を地上から見上げた。
そして大空に全身を大きく広げてまさにふわっと浮遊させていった。一直線にそのままみそらの高くに昇っていく。ついにその時に私は夜空に燦然と輝く星となった。
たかが地球のありふれた人間がこんな奇跡を起こしてもいいのですか。
でも今こそ、やらなければならないのです。
宇宙のエネルギーのパワー密度は充填していた。こんなにも炸裂するパワーを、かつてここまで地球上で爆発させた事は無かったのです。
何という自然のパワーの力技で箍が外れて行かされた。全解放し解脱する悦びに究極の難題の解答を提示する決起した心境となった。
この一世一代の革命を誰が期待しただろうか。
私を本気にさせてはなりません。自然は私の本性に訴える偉大なるエロスの神女となった。自然の真理を知る事を望む期待感に色情を催してしまった私はまだこんなにも子供なのです。
美しい人間の祖先の血筋は阿弥陀如来の幻影であった。
私は母なる青い地球に寄り添って大いに甘えたのです。

そして森林の奥深くの深遠な時空に辿り着いた。
そこで森林の中に聳える火山が真っ赤に大噴火を起こした。
天地からもっとさらにエネルギーを放出されていき、この世界の全てを焼き尽くそうと燃えていた。これから世界を何もかも再生しようとしている。
この天地の膨大なエネルギーは、人間存在を完全に超越していった。そんな、この地球には荒修行の盛大なサーカスがあったのです。
この天地の全てを新しく再生していく。そうこの世界の全ての存在を大爆発させるのです。
天地が持つ自然のエネルギーが、もう宇宙の万物の全てのエネルギーが、一人の人間のエネルギーへと変換されていく。
原始の地球から綿々と続いて来た自然のエネルギーを復活させて、未だ人類が成し得なかった天地創造を私の感覚の中に目撃しているのです。
私の人生はこの地球上に宇宙の全エネルギーを爆発させて新しく創造するのです。
私こそがかつてない人間になっていった。
自然は偉大な天地創造を起こして、地球を復活させた。これから私も地球と共に復活するのです。

さあ、時は満ちています。この奇跡の時を待っていました。自然が再生する時を、偉大な神の計らいによって、地球上に自然の新しい再誕を予告した。
ああ、私は宇宙そのものとなった。