*星空文庫

首飾り

紺 作

めそめそしてるずる賢い君に
奇妙な首飾りをあげよう
あなたの呪いでそれが締まって
私を飼い殺せるように
そんな嫌な奴だから
あなたのことを好きになったの
あなたは賢い人だから
全部を愛に委ねたりしない
心の隅の暗闇に
ちぎった私を閉じ込める
それでどうするつもりなの?
何も言わないまま
手渡されるビニール袋
ややこしい言い訳
全てを吐き出しても虚しいまま

『首飾り』

『首飾り』 紺 作

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2018-08-10
Copyrighted

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