After
「独り」を背負うひとたちの街で、わたしもまた一人の「独り」だった
誰かの風を切る背中は
どこまでも押し黙る
記憶に切られる思いで
誰かの背中にすがりたくて
すべてのわたしの人生という失敗作が、細い夕刻を溺れる
詩を書かねばならない理由などなく
それでもまだひとを求めて
迷い詰める
ここ
After
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