覚めた夢

夢を並べて
それを崩して
それだけを繰り返してた
高校生の頃
僕はまだ若かった

都会へ出て
現実を知って
あの時の夢を捨てた
大人になった
僕は大人になっていた

まだ脳は痺れてる
記憶は断片的に残ってる
悲しくて涙も出ない
生憎 笑えもしない
確かに言える事は
僕は目を覚ましてしまった

雲が割れて
日光が射して
少し立ちくらみをした
眩しい世界で
僕は少し立ち止まった

動き回って
運命を巡って
その先を眺めていた
時間が経った
それは時計を見なくても分かっていた

まだ手足は痺れてる
未練は数えられるほどある
喉が渇いて声が出ない
正直 何も言えない
だけど確かに言える事は
僕は現実に似た夢を見ていた

覚めた夢

覚めた夢

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-08

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