役目

全てはいつか
僕の前から消えてしまうから
この世界に
生きた証として詞を残したい
別に誰でも出来ることだけど
高校生の時分
自分はこう思った
これしかないって

生まれた場所や
生きてる場所で
命を失いたくなるような人も居る
どうすればいいって
もう死にたいって
自ら消えてしまう人が居る

だけどその人が未だ
この世に居るなら
僕の声は届くだろうから
僕は鳴り止まない
役目を終えるまで

君だよ君
そこでぼんやりしてる君
希うことさえ
忘れたら神は気付きもしない
別に全員に当てはまらないけど
この人生の目的
自分はこう思んだ
君に正しい道を導くためだって

少ししかしないで
やり切ったって言って
していることを止める人も居る
何をすればいいって
悩み立ち止まって
涙を流す病める人が居る

だけど僕は歩く
この世に居るなら
僕の姿は見えるだろうから
僕は立ち止まらない
役目を終えるまで

そして君を導く
この世に居るから
君は頑張って生きているだろうから
僕も決して死なない
役目を終えるまで

役目

役目

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-08

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