青い空へ届けるよ

時には面倒で
つまらない日々を過ごした
それでも必ず
隣にはいつも君が居て
泣いてる僕を笑ってくれた

初めは自分の力で
立って歩いていた
それでも僕は
いつからか誰かの
何かに支えられてきた

ただ今は
信じられない事実を
この言葉に乗せて
引き出しの手紙に綴るよ
ただ今は
頭にある想いを
この詩に載せて
遠くの青い空へ届けるよ

たまには息抜きで
何もない場所で一休みした
それでも必ず
近くには君が居て
疲れてる僕を待っててくれた

初めは違う方向を
向いて生きていた
それでも僕らは
いつからか互いを
信じて同じ未来を求めてきた

ただ今は
光も希望も無い世界を
この姿に乗せて
駆け出した残像に悼むよ
ただ今は
心に残る思いを
この詩の載せて
遠くの君の元へ届けるよ

ただいまって
今夜はどこからともなく聞こえるよ
疲れたって
君はバックを置いてソファーに座るよ
こんな僕を見て君は笑うかい
こんな僕をそこで待っててくれるかい

初めて会った時のように
告白した時のように
結婚式を挙げた時のように
君を抱きしめた夜のように
ただ今はあげきれなかった愛を
この詩に乗せて
遠くの青い空へ届けるよ
もう二度とあげる事のない愛を
この詩に載せて
遠くの君の元へ届けるよ

青い空へ届けるよ

青い空へ届けるよ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-04

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