最後の嘘

ごめんね、愛してるよ

真っ白な部屋に真っ白なベッドとシーツ。消毒液臭い俺の唯一生きれる場所。
そして、いつもお見舞いに来てくれる僕の恋人。
ずっと一緒で約束したけど、嫌だけど言わなきゃいけないから……。小山にこれ以上苦しんで欲しくないから。
「小山…別れよ……」
「シゲ、どうして……」
彼は目に涙を浮かべ震えた手で俺の手を握った。
俺はできるだけ冷静であるよう心がけた。もし、同様が伝わってしまえば本当に離れられなくなる。そうしたら、小山は……。
「欲しいものは、もう、手に入れたからいいんだ」
「……」
「だから、別れよ?楽しい時間を、ありがとう…」
小山は小さく頷き俺に優しくキスしてから部屋を去った。
本当に、ごめんね……愛してるよ……慶一郎……

最後の嘘

最後の嘘

診断メーカーの最後の嘘をお題に書きました。リクエストしばしお待ちを。ちなみにコヤシゲです!

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-07-22

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