6月の短歌(2018年)

……ありませんよ。セカイは昨日、爆笑の渦にのまれて滅びたので

僕だけの牧瀬紅莉栖はどこですか? みんな死にましたかそうですか。

にゃんぱすとつぶやく意味も傘だってないしなくてもいいような雨

生きるのが辛いあなたもそうじゃないきみもキュケオーンをお食べ

風光る→心は海へひた走る→アーマードコアの新作が出る

常夏の記憶のままに雑色はあなたが住んでいた通過駅

五月雨がそぼ降る馬喰横山にあるはずもない海を探して

風車片手に駅にかけ込めば沼袋から夏がはじまる

さようなら せかいすべてが真夏日となり亡びゆくユーカリが丘

侍として生きそして侍として死す六会日大前で

鳴り止まぬシュプレヒコール「天王洲アイルに三日月を取り戻せ!!!」

ゴリラにはゴリラの孤独ありぬべく動物園を濡らす夕立

だけどそれ本当に虚無なんですか? だって見たことないわけでしょう?

雨は水。ヒトの身体のほとんども水。だから私は雨になります

「輪廻だね!」「 転生だね!」と言うだけのピロートークという名の遊び

怠いというか俺はただ常春の箱庭に引きこもりたいだけ

ゆらゆらとひまわり パースペクティブが狂ってしまうほどのひまわり

6月の短歌(2018年)

6月の短歌(2018年)

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-07-15

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