降りていく、リズム
死が
隣で
おまえが
おまえだけが
近い
苦悩ではなく
空っぽのような
お腹いっぱいのような
それでも
夕刻は哀しい
傾斜していく陽の中で
詩は
燃えていたかもしれない
きっとそれは
いまだおまえの生の
残り火
決してまだ
失くしてないおまえの
おれのなかの生死が反復している
おまえに出遭えた至福のなかに。
降りていく、リズム
作者ツイッター https://twitter.com/2_vich
先端KANQ38 ツイッター https://twitter.com/kanq3
先端KANQ38 公式サイト https://neuedada.wixsite.com/kanq38