君の夢を見たんだ
昨日、君が出てくる夢を見たんだ。
夢の中でも相変わらず僕と目が合うと、
バツが悪そうな顔して逃げてしまう君に
「ねぇ、りさ。元気だった?」なんて声をかけてる僕が居た。
「うん。元気だったよ。…あのね…私さ結婚したんだ」なんて言う君に
「そっか」としか言えない僕。
そこで、目が覚めた。
やっぱり、待っていてはくれなかったんだね…。
って夢の中の出来事なのに、寝起きの僕は酷く落ち込んで居た。
ずっとあの日から、君の幸せを願っているのに…
君の事を幸せにできない自分が嫌だったのに…。
今でも君の事大好きだけど、
今すぐ君を幸せに出来ない自分が嫌で別れたのに…。
後悔してる自分が嫌だ…。
君が幸せなら良いなって思いながら、
君を幸せに出来ない自分が、ツラくて、悔しくて、情けなくて…。
君への思いを何処かに閉じ込めて、
君を忘れようって決めていたのに、
なんで君の夢なんてみちゃうんだろう…。
本当は僕の時間が止まったままなんだろうね…
見ないふりして、気にしないふりして、忘れたふりして、
君を求めてる…。
君を探してる…。
君の夢を見たんだ
special Thanks:赤羽根 咲理沙