終幕

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審判の日の終わり。

地獄からの解放。

地獄を笑う観客たちの声が、

耳について離れない。


審判の日を終えた 私の街には、
水があふれていた。

船乗りは言った。

「どこも水に浸ってるから、いつ船が
 屋根に引っかかるかわからないよ。」

終幕

終幕

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-09-18

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