それは困る、お医者さん

みなさん体調わるいときどうします?
たとえば風邪ひいたとき、自分なりのなおしかたって、ありますか?

テレビで見たんだけど、タモリさんは熱めのお風呂に入るそうです
ウイルスは熱に弱いからとか
一日で治るんだって
早めの処置が効くんですね

私は、ポカリスエットを飲みつづける
しんどくても無理して運転して近所のコンビニいって1.5リットルのを2本買ってくる
そして2日くらい飲み続けて2本目の半分くらいまで飲んだら
気分がよくなって治ってきたという実感を得る
これは何回も経験してるからぜひみなさんもためしてみてね

大人だったらなにもすぐにお医者さんところへいかなくてもいいとおもう
風邪流行ってる最中だと待ち合わせ室はいっぱいの人
あちこちで咳してるしお母さんがグタ~っとしてる子供をかかえてたりするし
小さい子は心配だから優先させたげないとね

ところで私は医者嫌い
まず子供のときの決定的な経験があります

小学2,3年のときに近所の行きつけの医者に、肝臓が悪いってある日宣告された
その医院は家から三軒目の角を北に曲がってすぐのところにあった
夜に診察にいくときその角のところまでくるとその医院の案内電灯が青白くぼ~っと光っててお化け屋敷みたいで不気味だった
それをみると、「いかない!って」じたばたわめいていたのをおぼえている

病気を宣告された日からすっかり元気がなくなった
食べ物を制限され給食はダメで弁当をもたされた
でもみんなと違うものを食べることはできなかったのでほとんど残していた
あのときの小さい黒い多角形の弁当箱はいまでも暗いムードといっしょに記憶している

その医者のいってることほんとうか?
一度大きな病院で調べてもらおう、と両親が決断して地元の大学の病院へいった
結果は何も異状なし
やった~って感じでした
曇りの空が一気に秋晴れになったように

その近所の医者は「うそ」をついてたんですね
お金を取って心配がらせてそして依存させる
まさに悪徳町医者だったのです

医者とは: 「医者は病気をつくる」そして「患者は依存、従属させられる」

それ以来その医者へはもちろん行ったことありません
噂には、近所の人たちはヤブだからとその医者にはあまり行かなくなった
一方、遠方からは「いい医者だと聞いたので」と来る人は増えていった
いったいどんな噂がながれてたんでしょう
同じようなことをどこの医者もやってるかな

若い時に自転車に乗っていて山道で事故に遭った
岩壁にぶつかって転倒
反対側は崖だったので命に別状なし
道路に座り込んでいたら車が通りかかってとにかく病院つれてくから乗れといってくれた
そして車に乗せてもらって実家から遠く離れた田舎の病院に運んでもらった

検査してみると健康骨が割れて打撲したところは皮膚が裂けていた
消毒してさっそく縫うことになったわけですが
その時のお若い医者は、隣室で看護婦と「今日はええ患者きたな」なんてうれしそうに話していた
まる聴こえなんですけど

その看護婦はソバージュの派手なかんじで、色気たっぷり
夜の接客商売のほうが似合うのではないかとおもうほどです
その医者と派手な看護婦さん
なにやらキャッキャいい合いながら嬉しそうに私の肩の縫い付け作業をやってましたが
こちらは猛烈な痛みをこらえて頑張っているんですけど
プンプン!

医者とは:「患者が重病だとよろこぶ」

中年になって高血圧症になった
体質とストレスからです
そういうふうになりやすいタイプなんです

それなりに地元では名のある医師のところへいきました
それで降圧剤をのみだしたが体がしんどい
1時間もじっと座ってられないくらいに

これでは仕事にならんと強く思いました
薬が強すぎるんですね

我慢して数カ月するとそれなりには下がりましたが
その薬を飲んでの副作用としてのどうしようもないしんどさに耐えられず
医者へ行くことも薬を飲むこともやめちゃいました

塩分、食事量が過多にならないよう気をつけて
運動も適度にして自然に治そうとしたわけです

降圧剤の処方箋の注意書きには「飲むのをやめないこと」というおどしが文句が書いてあります
テレビの健康番組なんかみていてもゲストの医者が同様に注意してますね
これほんとなのかな

副作用のある薬であわてて治すより
時間はかかるが自然に治すほうがいいのに

医者とは:「薬屋には勝てない」

楽器演奏しすぎて左手が腱鞘炎になった
テニス肘ともいうらしい
テニスしているとなる人多いから

とにかく痛い
本棚の本を指でつまんで取り出せない
ドアノブを回せない

早く治したいというか早く痛みから解放されたいから整形外科にいった
「使い痛み」といわれた
医者は最近の治療法では注射をすれば治ると
二回くらいする必要があるとも

筋肉への注射
針が細いそうです

即効でした
しかしその後が大変

2週間くらいなんの痛みもなく楽器を練習できたが
その後痛みが倍増してぶり返した

医者へは行かずに整骨院でもなおらず
最後にお灸で治った

2回通って

医者とは:「目前の効果だけ披露する」

それは困る、お医者さん

それは困る、お医者さん

お医者さんって大変な職業です。命を助けてくれることもありますが、たいていはここに書いたように、ちょっとどうなな~、ってことが多いです。みなさんはどうですか?

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-05-14

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