かみさまのサンダル

文字数を決めて歌詞風に書きました。

かみさまのサンダル

スニーカーよりも丈夫で‬
足にぴったり合う靴で
進む皆の背中見て
追いかけようとつまずいた

心配そうにちらちらと
こっちを向いてくれる君
合わせてくれる優しさは
胸が痛くて泣けてくる

神様がくれた靴
足元の小さなサンダル
潰れた足を引きずって
先に行ってと手を振った


丈夫な靴をねだったり
皆との差を嘆いたり
追いかけようと無理をして
倒れたこともありました

みんなと同じ道じゃなく
歩ける道を探します
空を仰いで風を感じて
一歩ずつでも進みます

神様がくれた靴
足元の破れたサンダル
壊れたところ繕って
前を見つめて歩き出す


神様がくれた靴
これでいいのと胸を張る
途中の道は違っても
目的地ではまた会える

神様がくれた靴
それぞれの道歩きましょう
出会えたことに幸せを
感じています ありがとう

かみさまのサンダル

かみさまのサンダル

神様がくれたサンダル。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 冒険
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-05-07

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted