断 罪

断 罪


   


   


   


   


   


   


   



   



 
人として

その

一点の品位が

問われる

一瞬の瞬き

その

二度と帰らない 戻らない 速さのなかで

一瞬であれ

いや

一瞬にこそ

高潔であろうと

願ってやまなかった

たとえ

人の中に

わたしへの烙印が

生涯に渡って

汚濁に突き落とされる宿命であっても

   


   


   


   


   


   


   



   



 

断 罪

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断 罪

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-05-03

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