五月病の僕
ずっと傍に居たかったのに
君の目の前から消えていた
神は何故こんな運命を
僕に与えてくれたのだろうか
あの頃を思い浮かべれば
たまに会えるのが幸せだった
時に病んだフリをしたこと
君は見抜いていたのだろうか
夕方が暗く暮れていく中で
君の横顔を見つめていた
一緒に居れば居るほどに
僕はそのまま死にたくなった
だけど
そんな景色はもうどこにも無い
同じ街の中で偶然会うこともない
五月雨が降って今日も五月病の僕
この先を考えてしまえぱ
恐怖や不安に殺されるんだ
それを和らげる為に今も
君に話しかけていたいんだ
夕方が黒く薄れていく中で
君の心臓の音が聴こえた
目を閉じれば閉じるほどに
僕はこのまま生きたくなった
だけど
そんな日々はもう二度と来ない
あの寂びた公園で一生遊ぶこともない
五月雨が降って明日も五月病の僕
五月病の僕