魔法使いなんかには

金平糖

あれ何でどうしてなんなんだろうこの気持ち
たった数回会っただけなのに
あなたの笑顔が離れない
独り占めしたいその笑顔は
誰にでも向けられてゆく
あなたにとって私はきっと
多数の中の一でしかないのでしょう
意識してほしい振り向いてほしい
夜早く寝て野菜を食べて
香水なんか買ってみちゃって
ファッション誌も読みふけるわよ
可愛いって言ってもらえるかしら
1人の時にふとした拍子に
私を思い出してくれるかな
どうしよう不安になってきちゃった
恋のおまじない調べてみちゃう?
でもいつか隣に立てた時にね
おまじないのおかげだって思うのは
なんだかとっても癪だから
私の努力の賜物だって
胸張って言いたいから
今日も今日とて修行します
いつか多数の中の一じゃなくて
あなたにとってたった一つの存在に
なってみせるわ覚悟してよね!

魔法使いなんかには

魔法使いなんかには

自力で頑張りたい女の子の話。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-04-30

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