過ぎた景色の先で
あれだけ待ち望んだ休日だって
ただひたすらに虚しいだけだった
何のために今も生きているのか
わからないことだらけなんだよ
生きたいんじゃなく死にたくない
ただそれだけで息をする
排気ガスに塗れて枯れた草木を愛でながら
彼らに自分を重ねてる
苦しい思いもしたよ
辛いことなんて何度もあったよ
それでもその後の人生は
そんなに悪いもんじゃない
それでもその後出会えた人たちは
そんなに悪い人ばかりじゃない
人生間違えたかもしれない
なんて何度も思ったけど
「もし」なんてどこにも無いから
今は今だけなんだよ
だから頑張れっていつも言うんだ
明日の自分にそう言うんだ
おつかれって昨日の自分に言うんだ
明日の自分に言ってもらうんだ
でも、ときどきでいいから
自分以外の誰かに褒めてもらいたくなる
嘘でもいいから褒めてもらいたくなる
単純な僕だから
ただそれだけで救われる気がするんだ
過ぎた景色の先で