だってさ
今日であれから何日が経った
それは俺だって覚えていない
いつか分からないことは何でも聞けって言われた
だけど分からないことすら分からなかった
だってさが俺の口癖だった
言い訳から始まるのは
お前の意見を真っ向から否定してる訳じゃなくて
一回納得してる上で自分なりの話をしてるって
結局何回伝えたってお前は耳を貸さなかった
子供のまま大人になってしまった
それは俺だって分からなくない
あれは遠い遠い昔の物語そのままでいろって言われた
だから俺はあのときのまま変わらないのさ
昨日お前が死んだんだってさ
嫌いと言うほど好きでもない
お前の訃報を聞く為に仲違いしていた訳じゃなくて
また喧嘩できる日を願ってあえてそうしただけなのに
結局今更想ったってお前はもう耳を貸さないんだ
終わらない徹夜の中 お前を偲ぶよ
だってさ