光の射す向こう側に
始まりは晴れより
雨の方が鮮明に覚えている
僕らは全てがこうであるという
常識に弄ばれている
疲れ意識が遠のいた時に
暗く俯く向こう側に何かが見えた
いつだ
君と最後に話したのは
君と手を繋いだのは
いつだ
君を裏切ったのは
君と指を切ったのは
何故偶然出会い
別れるのか神だけが知っている
僕らの全ての行動を
始めから見つめている
疲れ意識が遠のいた時に
光の射す向こう側に何かが見えた
いつか
光の射す向こう側に
君が幼く泣いていた
いつか
愛した青空の下で
君は優しく微笑んでいた
光の射す向こう側に