時が止まるまで

生まれなきゃよかったなんて言わないで
君が終わるとき きっと幸せにするから
涙があふれて 君の姿がぼやけた
失って気付く 人は間違えてばかりで
君が笑うとき 誰かの命は消えていくけど
僕は構わない 君だけを見つめてる

下を向いて歩けないなら
僕が世界の方を動かしてみせるから
空を青く透き通らせて君を包んであげるから

先を考える夜はどうしても怖くなる
僕は大人になれるのか
こんなにも君の手を握っていたいのは
僕が子供だからじゃないか

目を細める夜は色んなことを想像する
夢の中で起きられたら
音楽の中に埋もれられたら
君と今が永遠に続いていたら

時が止まるまで君を抱きしめられたら

時が止まるまで

時が止まるまで

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-03-30

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