君を幸せにできない
僕は君を連れては行けない
あの夏の切なる日へは
僕の涙は尽きはしない
君の苦しんだ過去を知る度に
ずっと想像をするから
僕の声は枯れはしない
空気の澄んだ世界で
旋律を奏でているから
始まりを覚えていたとして
それを間近で見たとして
君が僕の隣にいたとしても
僕は君を幸せにできない
僕は君を連れては行けない
あの夏の聖なる日へは
僕の絵は破けはしない
色んなものが詰まっていて
その分大切にするから
僕の花は枯れはしない
栄養の富んだ環境で
風鈴を鳴らす君がいるから
終わりを勘付いていたとして
それをうやむやにしたとして
君の言葉が僕の頭に響いたとしても
僕は君を幸せにできない
君を幸せにできない