聖なる夏に

嗄鳥鳴夏

思いっきり大声で叫んでみれば
どうにかなるかもって僕は僕に伝えた
気持ちよく幸せに生きられれば
何も要らないんだって僕は僕に伝えた

僕が言うことも分からなくはないのさ
僕は僕だから
だけどそうだからこそ少し不安なのさ
だって僕だから

聖なる夏に生きていることで
生きてる実感が湧く
暑さの中でそっと吹く涼しい風みたいに
荒地の上でそっと咲く綺麗な花みたいに
生きたい そしてどこかへ行きたい


ちょっとだけ馬鹿になってみれば
怖いものないじゃんって君は僕に伝えた
色んな角度から物事を計れば
全てが道理に適ってるって君は僕に伝えた

君が言うことも分からなくはないのさ
君を好きだから
だけどそうだからこそ少し不安なのさ
僕は僕だから

聖なる夏を制することで
歩ける進路も増える
人生の中でそっと知るあの真実みたいに
両親の下でそっと得るその知恵みたいに
生きたい そしてどこかで逝きたい

聖なる夏に

聖なる夏に

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-03-29

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