冬を置いて

 三ヶ月後は梅雨の頃
 貰ったクッキーの缶詰の賞味期限の頃
 三ヶ月前はジョンが撃たれた頃
 あなたをまだ知らなかった頃
 私は何もしらないまま生きているけど
 三ヶ月後にきっとクッキーを頬張りながら生きていようと思った
 だから今は冬を置いて先に行くよ

冬を置いて

冬を置いて

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-03-10

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