ふきたふ
マチミサキ
蕗の薹を摘んできました。
つい、二週間ほど前に
同じ場所へ行った際には
ひとつも生えていなかったのですが
今回はあちらこちらに。
しかしその半分以上は
花が開いてしまっています。
山菜というものは
採り時期が難しいものですね。
私自身は
あまり
この蕗の薹が好きではありません、
特に お花 の部分が。
なんか
化粧品臭いといいますか
強烈な香水のような
香りがしませんか?
その
如何にも瑞々しい
新緑の初々しいみどり
なのに
強烈な香水臭・・。
田舎出身の純朴な娘が
春から都会へと出て来たものの
周囲の都会娘とのギャップに焦り
慣れぬ香水をつけすぎてしまった…。
しかし
本人はその強烈さに気付かず
良い香りだと
思い込んで
更にエスカレートして行くような。
そんな
はた迷惑な香りがします。
言いにくいのは
解りますが
周囲の人も
それとなく教えてあげましょう。
あなた!
蕗の薹みたいよ!
そんな感じで。
無理か。
ついでにいうと
最近は女性より
男性のほうが香水臭い場合が
多いような気がしません?
特に
高校生、大学生くらいかな。
わたしの学生時代では
考えられないことです。
男の子は
汗臭いし
納豆みたいな匂いもするし
たくあん臭もあるし
それに
この際だから言ってしまえば
なんだか
便所の雑巾みたいな匂いがするなあ・・
と、失礼極まりない事を。
しかし
それは
当たり前の事でした。
ひと昔前は特に
【男らしさ】の名の元に
そういう風潮があった気がします。
むしろ誇らしい
くらいのもので。
当時、私の友人などは
そこが
良いんじゃない!
みたいな事を言っていたので
━━変態なのだろうな。
そう
思っていました。
若い男性陣たち
実は本人達も気付いていて
だから
体臭の強かろう若者世代は
こうなったのでしょうか。
時代は変わりましたね。
・・・・
話を戻すと
この蕗の薹、
今回は人に差し上げる為に採取したのです。
やたらと
好きな知人が居まして。
私は
蕗の薹のオマケの様についてくる
あの柔らかい葉っぱ
あれで良いです。
あんまり匂いしないですし。
油で焼いてカリカリにすると
中々
イケるのですよ。
天ぷらでも
私は
この葉っぱしか食べません。
苦味も薄いし。
こういった
蕗の薹 や タラの芽
といった
春を訪れを告げるかのような
山菜には
デトックス効果があるそうです。
冬のあいだ
効率の悪くなった新陳代謝により
溜まった毒素を排出するそうで。
冬眠していた熊も
とりあえず
まずは
蕗の薹を食べるそう
言い換えれば
蕗の薹が出る頃には
熊が起き出すということ。
山に入る人は要注意!
ふきたふ